『ヴィオラ演奏集団SDA48』
2024年1月8日(月祝)紀尾井ホールにて、『ヴィオラ演奏集団SDA48』が開催されることが決定した。
本公演は、東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者、日本センチュリー交響楽団首席客演奏者である須田祥子が結成した、出演者全員がヴィオラ奏者のアンサンブル「SDA48」のコンサート。
SDA48
「オーケストラではあまり目立たないヴィオラ奏者が全員主役になり、ヴィオラという楽器の魅力をより多くの方に伝え、クラシックのファンの裾野を広げる」というコンセプトで活動するSDA48(エスディーエーフォーティーエイト)。神奈川フィルハーモニー管弦楽団や東京フィルハーモニー交響楽団をはじめとした国内外のオーケストラの首席奏者やオーケストラに所属している若手演奏家などが参加し、2023年8月にはNHKFM「ベストオブクラシック」及びNHKBS「クラシック倶楽部」の公開収録を行った。演奏曲目は、クラシックからロックまでと多岐にわたる。
同アンサンブルでは初めての紀尾井ホール公演で、温かく豊かなヴィオラの音色を存分に楽しもう。
須田祥子 メッセージ
須田祥子
天皇陛下が演奏される楽器にも関わらず、その見た目がヴァイオリンと酷似しているためか、またアンサンブルの上でもイマイチ目立たないためか、いまひとつ認知度の低いヴィオラ。
このヴィオラという楽器の魅力を世に広めるべく10年前に立ち上げた「SDA48」。
オーケストラなどでは目立つパートのサポートをすることが多く、バイプレイヤーのように扱われることがほとんどですが、本来の姿は…??
ヴィオラの魅力は未知数かつ無限大。そしてヴィオラ奏者は個性派揃い。
個性の融合と無限大の魅力。ぜひ会場でご堪能ください!
■SDA48 <プロフィール>
東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者、日本センチュリー交響楽団首席客演奏者である須田祥子を中心としたヴィオラ奏者によるアンサンブル。SDA48が紡ぐそのハーモニーは、他の楽器とのアンサンブルでは表せない独特な温もりに満ち溢れている。メンバーには、神奈川フィル首席の大島亮、東京フィル副首席の加藤大輔ら、国内外のオーケストラの首席奏者やオーケストラに所属している若手演奏家などが参加。コンセプトは「ヴィオラという楽器の魅力をより多くの方に伝え、クラシックのファンの裾野を広げること」。 2016年には NHK「ららら♪クラシック」のヴィオラ特集に出演し、普段あまり目立たないヴィオラの魅力を大放出した。2020年2月NHK-FM「今日は一日ビオラ三昧」に須田はトークゲストとして出演、SDA48は番組最後の45分間の生ライブに出演。2023年8月にはNHKFM「ベストオブクラシック」及びNHKBS「クラシック倶楽部」の公開収録を行った。
■須田祥子 <プロフィール>
桐朋学園大学を首席で卒業。第23回ヴィットリオ・グイ国際コンクール他多数のコンクールで第1位優勝。「報道ステーション」での生中継、「題名のない音楽会」や「らららクラシック」でもソロ演奏をフィーチャーされた。現在、東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者、日本センチュリー交響楽団首席客演奏者、洗足学園音楽大学非常勤講師。「SDA48」主宰。