『指先から旅をする』藤田真央(文藝春秋)
ピアニスト・藤田真央によるエッセイ&語り下ろし連載『指先から旅をする』が書籍化され、2023年12月6日(水)に単行本として刊行されることが決定した。
2019年、20歳で世界3大ピアノコンクールのひとつ、チャイコフスキー国際コンクールで第2位入賞。以降、世界のマエストロからラブコールを受け、数々の名門オーケストラとの共演を実現させてきた藤田。現在はベルリンに拠点を移し、ヴェルビエ音楽祭、ルツェルン音楽祭といった欧州最高峰の舞台で観客を熱狂させている。
撮影:小野祐次
エッセイ&語り下ろし連載『指先から旅をする』では、音楽の殿堂・NYカーネギーホールのデビューから欧州音楽祭での一流アーティストたちとの交流、新解釈で挑んだモーツァルト、アジア人差別に直面したベルリンでの生活、そして亡き恩師・野島稔先生と交わした約束など、2年間の全記録がエッセイ&語り下ろしで綴られている。また、教会でのコンサート、アルプスの古城ホテル、フランスの森のピアノなど、世界各地でのコンサートの様子もカラー写真でたっぷり収録。
ロッケンハウス室内楽フェスティバルにて
『指先から旅をする』は、12月6日(水)文藝春秋より刊行。現在予約受付中だ。