パスピエ、9枚目のオリジナルアルバム「印象万象有象無象」12/6リリース&先行配信シングル「cube」のリリースも
「化石のうた」を10月11日に配信リリースしたばかりのパスピエが、自身9枚目となるオリジナルアルバム「印象万象有象無象」(いんしょうばんしょううぞうむぞう)を12月6日にリリースすること、また、アルバムに先駆けて配信シングル「cube」が11月15日にリリースすることを併せてインスタライブ内で発表した。
同曲は、成田ハネダの書き上げる、音楽家然とした原曲・アレンジメント、そこにメンバーによる卓越した演奏力が合わさったことで感じることができる、少し難解そうだけどキャッチーにまとまった1曲に仕上がっている。
既発配信シングルの「GOKKO」「バジリコ」「化石のうた」、そして、11月15日リリース予定の「cube」を含む全11曲入り、ストーリー性も美しく、ボリュームも程よいアルバムになっている。
また、今作の初回限定盤にはボーカル大胡田なつき氏による56ページにも渡る豪華アートブックが付属する。
これまでジャケットやグッズほぼ全てのアートワークを担当してきた大胡田なつき氏によって制作された本作品は、アルバムのジャケットデザインや既発シングルのジャケットはもちろん、新たに書き下ろされたアートワーク、収録される楽曲のタイトルアイディアを記したメモやジャケットのラフスケッチが垣間見れるなど、まるで本人の頭の中を覗いたような感覚に陥られる、まさに“アートブック“の名に相応しい仕上がりになっている。
また、ファンクラブ限定のP.S.P.E盤は、ここ数年恒例となっている、初回限定盤+ジャケットをモチーフとしてあしらったオリジナルTシャツがスペシャルボックスに梱包された超豪華盤として発売される。
Vo 大胡田なつきコメント
世の中やモノ・コトにある可能性について、とてもカジュアルに考えながら作ったアルバムです。自分たちなりの考えを曲や歌にすることで再認識できた部分もありました。
タイトルには「全てのモノ・コトが色々なものの集まりからできているということ」という意味を込めています。このアルバムがまさにそれです。この曲がどんな印象になるのか楽しみです。
Key 成田ハネダコメント
バンドであること、その前に一個人であること、それらを繋いでいるのも、そこから放射状に広がるのも音楽で、この根源であり、なんだかうまく説明できないけどはっきりと感覚としてあるとても大事な部分に重きをおいたアルバムです。
その大事な何かは、当初思っていたイメージより様々な形に成長してより豊かな作品となりました。そんなこのアルバムから広がっていく何か、が少しずつ誰かの元に届くことを願っています。
作品としては一旦完成を迎えますが、これからの演奏を通じてだったり、それぞれの生活の中でまた新しい何かに育っていったら嬉しいです。
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