いきものがかり、最新曲「ときめき」初披露や豪華ゲストとのトークも繰り広げた特別ライブ「Amazon Music Live:いきものがかり」約1万9000人が参加し大盛況で終了
いきものがかりが、最新シングル「うれしくて/ときめき」のリリースを記念して、10月16日に東京・豊洲PITにてスペシャルライブ「Amazon Music Live:いきものがかり」を開催した。
2021年夏に2人体制の活動がスタートし、5月には満を持して新曲をリリース。その後は夏フェスにも数多く出演し、ライブにおいても新たなチャレンジを続けてきた、いきものがかり。
そんな中、9月に発表した新曲「ときめき」は「プリキュア」シリーズの20周年を記念して書きおろされ、10月からNHK Eテレで放送のTVアニメ「キボウノチカラ~オトナプリキュア’23~」のオープニングテーマとして決定しており、詞曲を水野良樹、編曲を島田昌典がそれぞれ担当した楽曲。
もう一つの新曲「うれしくて」はシリーズ史上最高の興行収入を更新、さらに観客動員数も100万人を超える大ヒットを記録中の『映画プリキュアオールスターズF』の主題歌としても起用され、詞曲を水野良樹が手掛け、編曲に蔦谷好位置を招いて制作された楽曲。
両曲ともに長くファンに愛されている「プリキュア」シリーズの20周年というメモリアルなタイミングでのコラボレーション作品で、CDの初回盤にはプリキュアシリーズ1作目である「ふたりはプリキュア」の主人公 “キュアブラック”と、シリーズ最新作「ひろがるスカイ!プリキュア」の主人公 “キュアスカイ”の2人が登場するなど、まさにプリキュアファン・いきものがかりファン必見の内容となっている。
そんななか、両曲を引っ提げて開催されたスペシャルライブには、現地会場に約2000名が招待、当日の様子をTwitch上で生配信され、同時視聴約17,000人が参加した。
開演時間を迎えると、2023年のフェスで初お披露目となったSEでバンドメンバーが登場。続いて吉岡聖恵・水野良樹が登場し、拍手で会場を徐々に盛り上げたのちに「気まぐれロマンティック」を披露。現地で観覧する観客のボルテージはいきなりトップギアに。続いて「ありがとう」を披露し序盤から立て続けに代表曲をパフォーマンス。MCでは「すこしの時間ですがどうぞ楽しんでいってください!」という言葉と共に、観客を盛り上げる。
続いて、いきものがかりの最新曲で初披露となる「ときめき」をパフォーマンス。ステージ上の緊張感が心地よい解放感に代わっていくように、会場が一つになる印象的な場面に。続く「笑顔」では恒例となったシンガロングが鳴り響いた。
「さて、今日は特別なトークコーナーがあります」という水野のMCにつづき、スペシャルトークゲストとして、「ふたりはプリキュア」プロデューサーで、「プリキュアシリーズ」の生みの親・鷲尾天氏、キュアスカイ/ソラ・ハレワタール役の関根明良氏、キュアブラック/美墨なぎさ役の本名陽子氏を迎え、今回ならではの5人のトークパートがスタート。
プリキュアといきものがかりに関する話題や、プロデューサー鷲尾氏による「いきものがかりがプリキュアに変身するとしたらどんな変身シーンになるか?」などこの日限りの質問に大盛り上がり。アットホームな空気の中で盛り上がりを見せたトークパートが終了すると、『映画プリキュアオールスターズF』主題歌である「うれしくて」をライブ初披露。
「キミがいる」「ブルーバード」と続き、ライブの定番楽曲でもある「じょいふる」ではタオルが一斉に回り最高潮な熱気の中、本編が終了。
アンコールでは「帰りたくなったよ」そして急遽「コイスルオトメ」が披露され、包み込まれるような大きな拍手とともにスペシャルライブが終了した。
ライブを終えていきものがかりのメンバーは「いつも参加したくださるファンの方々と初めて参加される方との境目がなくてすごく一体感があって楽しかったです。コロナ渦もあって、ライブハウスでのパフォーマンスは久々だったのですが、これがライブだなという空気を感じさせてもらえて、すごくよかったです」とコメント。
なお、スペシャルライブの模様はTwitch上のAmazon Music Japanチャンネルで後日公開予定となっている。
いきものがかりは12月13日に2人体制初 自身10枚目のオリジナルアルバム「〇」(まる)の発売を控えており、2024年には全国19都市20公演をめぐる12年ぶりのホールツアーを開催する。
「AmazonMusic Live:いきものがかり」セットリスト
M1:気まぐれロマンティック
M2:ありがとう
M3:ときめき
M4:笑顔
-トークパート-
M5:うれしくて
M6:キミがいる
M7:ブルーバード
M8:じょいふる
アンコール1:帰りたくなったよ
アンコール2:コイスルオトメ