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木根尚登がTM NETWORKの秘話を語る、1994年東京ドーム最終公演の衝撃と感動を全国の映画館で体感

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撮影:山本 佳代子

10月19日、EPICレーベル創立45周年企画「毎木7 ライヴ・フィルム・フェスティヴァル2023」第5弾として、TM NETWORK1994年東京ドーム最終公演「TMN final live LAST GROOVE 5.19」が全国24の映画館で一夜限定上映された。

この日、新宿バルト9(東京都新宿区)では特別企画として、上映前にメンバーの木根尚登が全国ツアーの合間を縫ってゲスト登壇。盛大な拍手と声援に迎えられ、司会進行役の北村和孝氏(元「Player」編集長)と共に登場した。

最終曲「TIMEMACHINE」でセンターステージがすごく遠く感じたこと、当時の音響環境からか客席からの拍手や歓声が思ったより小さく聞こえたこと、などライヴの記憶をゆっくりと辿り、北村氏から弾いているギターが激レアであることを指摘されると「人から借りている」と冗談混じりに応えた。最終公演でも冷静に見えたのは「三人とも照れ屋だから」と語った。

最後に東京ドーム公演を振り返り「すごい財産になっています」の言葉を残してトークショーを締めた。

トークの熱さと名残惜しさの余韻を感じながら、間もなく上映がスタート。デビューから10年間TM NETWORKの音楽とステージを支えてきた錚々たるミュージシャンがここでも華やかにステージを支える。5万人の観客と数十万人のファンの想いを噛みしめ、1曲ごとに最高の表現で輝きを放ち続ける3人。

多くの人が惜別感による淋しさや切なさを纏ったライヴという記憶を持っているかも知れないが、このライヴ映像から伝わるのは感謝と未来(次のステージ)への決意である。ここにもTM NETWORKの巧妙な仕掛け(布石)があったとしても何ら不思議ではない。

現在もメディアミックスという仕掛けを通じて進化を続けるTM NETWORK。彼らの真髄を深く理解するためにも、10月12日に上映された一日目と併せて1994年東京ドーム公演が極めて重要なライヴであることを痛感した。

終映後、新たな感情に包まれた笑顔と涙が混じった光景が広がった。

なお、この日の詳しいレポートは「毎週7 ライヴ・フィルム・フェスティヴァル2023」特設ページにて公開中。

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