©︎Makito Ishikawa
2023年6月18日(日)自身の誕生日でもあるこの日、MixaLive TOKYOにて、自身の新アルバム『Dear Memories』のリリース記念ライブを開催した吉野晃一。大好評につき、大阪と名古屋での追加公演が決定している。
今年の締めくくりともなるであろう今回のステージについて、改めて意気込みを聞いてみた。
©︎Makito Ishikawa
――ライブから約4ヶ月が経ちましたが、改めて6月の東京公演はいかがでしたか。
とにかくとても楽しかったです。『Dear Memories』というアルバムは、今まで以上にメッセージ性が強いものだと思っていて。とにかくかっこいい!というよりは、サウンドもオシャレにしてみたりしたので、バンド編成で形にしてもらえたのもすごく良かったなあと思っています。あとは、ダイエットも頑張ったので(笑)。そういった意味でもベストを尽くせたのではないでしょうか。
――追加公演は大阪と名古屋で行われるということですが、普段行かれる機会はありますか?
僕は奈良が地元なので、大阪の方は仕事以外でも普段から遊びに行ったりします。名古屋はライブでツアーなどする時に、必ずと言っていいほど行く場所になってきていて馴染みがあります。どちらもしっかり披露していきたいです。
――先日ついに新アルバム『Dear Memories』のサブスク配信が解禁されましたね。東京公演とは違い、ファンの皆さんが楽曲を聞いてから会場へ足を運んでくださることになるかと思いますが、改めてどのようなステージにしたいですか?
そうですね。皆さんが予習して来てくださると信じています(笑)。
サブスクが解禁されたことで、より多くの人の耳に届けることができるようになったのはとても嬉しいです。本当にたくさんの人に聴いてほしいですね。
また、今回の追加公演はバンド編成ではなく、僕のソロステージになります。12月開催ということで、季節を意識しながらアルバムのイメージと合わせてしっとりとした雰囲気も出していきたいです。
来年5周年なのでメモリアルな年に向けて、改めてしっかり「吉野晃一はこうだね」って思ってもらえるライブをすると同時に、皆さんといいクリスマスを迎えられるような日にしたいと思っています。
――アルバム収録曲について、詳しく聞いていきたいと思います。
5曲目の「恋ってじゃまくせぇ」という曲は、他の曲よりもタイトルが印象的だなと感じました。どのように作られた楽曲なのでしょうか?
今年の年明けくらいにふと思いついたフレーズなんです。このフレーズを元に曲を作り始めてみました。なんかこう、人を好きになったり、それはもちろん素敵なことなんですけど、どうしても思うようにいかなかったり。そういった感情の変化も含めて楽しいから頑張れる存在なんだけど、でもやっぱり恋愛とかめんどくさい!と思う時もあるよねっていうような(笑)。誰もが一度は共感できる楽曲になっていると思います。
©︎YUYA HAYASHI
――今回は2023年の締めくくりとなるライブでもありますよね。少し気が早いですが、この1年のご自身の音楽活動を振り返ってみて、いかがでしたでしょうか。
この1年は自分の音楽活動が軌道に乗ってきた気がしていて、なんていうか、やっと人前に出れるようになったというか。特に今年の夏はライブでいろんな土地に行くことができました。東京でのワンマンや野外フェス、知り合いのアーティストさん主催の対バンにも呼んでもらったり、地元奈良でもステージに立つことができて。
フェスや対バンに出演できたことは自分の中でも本当に嬉しかったので、また呼んでほしいし(笑)そのためにも来年は、今まで大事にしてきたR&Bだったりソウルの要素を意識しつつも、よりキャッチーな曲や盛り上がる曲を積極的に作ったりもしたいですね。ひとつひとつしっかり作り上げていきたい。皆さんに直接会って聴いてもらえる機会を増やしたいですし、ライブを意識した制作をしていきたいと思っています。
――最後に大阪・名古屋公演に向けて、ファンの皆様へのメッセージをお願いいたします!
東京公演の時にも伝えていたかもしれませんが、また次が楽しみになるようなライブにしたいと思っています。しっとり、しっかり聴かせたいバラード調の曲が多いので、クリスマスに寂しい曲をお届けいたします(笑)。とは言いつつも、皆さんと少し早いクリスマスを、暖かい空間を過ごしたいなと思っておりますので、僕の言葉に共感してくださる方も、そうでなくても「ちょっと最近の吉野気になるぞ」って方もぜひお待ちしています!