t-Ace 撮影=大橋祐希
“エロ神クズお”の異名をとり、若年層女性から絶大な人気を誇るヒップホップ界屈指のモテ男、t-Ace。8月にリリースした14枚目のアルバム『アホバム』では、期待を裏切らないチャラさ全開のt-Ace節は健在ながら、それゆえにシリアスな側面が際立ち、リリックのリアリティが増している。「意図を考えることはストレス」だと語るt-Aceだが、その言葉に嘘がないからこそ彼のラップに多くのリスナーが惹かれるのだろう。アルバム発売から数か月が経った現在の心持ち、音楽活動との向き合い方、そして12月16日(土)、17日(日)にGARDEN 新木場FACTORYで開催するクリスマスライブの構想まで、じっくり訊いた。
――t-Aceさんが今やってるゲームってなんですか?(t-Aceはインタビュー直前までSwitchでゲームをプレイしていた)
『スカイリム』って知ってます? けっこう昔にPCで出てたゲームで、最近プレステとかSwitchとかでも出だしたんですけど。
――t-Aceさんの事務所にはドラクエのフィギュアなんかも飾ってありましたけど、ゲームお好きなんですか?
ゲームやってるときが一番幸せです。
――最近好きなゲームはほかにありますか。
最近は、みんなが知ってるやつだと『ゼルダ(ゼルダの伝説)』。
――あれはやり込むとめちゃめちゃ長いみたいですね。
めっちゃ長かった。
――だから僕はそういう長くかかるゲームには手を出さないようにしてます。『桃鉄(桃太郎電鉄)』とかがちょうどよくて。
俺はもう、時間がかかるゲームのほうがいいんですよ。ゲームのことしか考えなくていいじゃないですか。仕事とか、音楽とか、人間関係とか。だから楽ですよ。
――短い時間で終わるよりも、ずっと没頭できてるほうがいいんですね。では、そろそろ本題へ移りたいんですが、t-Aceさんはもう40歳を超えてますよね。それでもなお、モテ男路線を突っ走っていけるラッパーって世界中探してもいないと思うんですよ。
モテ男路線を突っ走ってるかどうかわかんないですけどね。素でやってるだけですから。
――でも、40超えて遊びまくってると疲れませんか?
適当に遊びまくってると疲れるから、自分が楽しめることとか好きなことにポイント絞って遊んでいかないと体がもたない。
――だんだん徹夜もできなくなってくるし。
うん、老いですよ、老い。
――シンプルにそれ。
俺、人とかほとんど覚えてなくて。「あ、そんな話したっけ?」とか。酔っぱらってるときに会った人のことなんて全然覚えてないし。
――そういう身体的な変化って創作活動に影響は与えてますか。
うん、与えてますね。たとえば、スタジオに7時間とか8時間こもってぎゅーって作業をするのが苦痛になってきてる。でも、これだけ活動を続けてくると、2、3時間ぐらいでガッと集中してやれるようになるから、今はもうそのやり方にしてて。さっき話した遊び方と一緒で、いろんな遊びをバーっとやってきたけど、今は「やっぱ、これが好きだな」っていう遊びだけやっていく、みたいな。
――まあ、長い時間スタジオにこもってればいいかって言ったら必ずしもそうではないですからね。
全然ない。逆に、歌詞なんて何時間もかけて書いてると大したもんにはならない。やっぱり、15分とか20分ぐらいで1バース、フックまでバーっと書けるぐらいのものはそれだけ頭の中にあるものが明確に表現できてるってことだし、クオリティも高いと思います。もちろん、あとでちょろっと語尾を直したり言い方を変えたりはするけど、大筋はそのままですね。
俺は誰が何を言ってようが基本関係ない。なんか不思議な感じがする。「そんなに俺のこと好きか、お前」みたいな。
――t-Aceさんはもともと硬派なラップをされていたじゃないですか。そこから今みたいに自分を全解放した、「チャラい」と言われるラップをするようになりましたけど、路線変更をしたときに周りからいろいろ言われることはなかったんですか。
ありましたよ。「前のほうが良かった」とか。でも、「今のほうがいい」って言ってくれる人もいたし。まあでも、俺は誰が何を言ってようが基本関係ないから。
――その考え方はこれまでの作品に共通してることだと思うんですけど、それは元々ですか。
うん、そうですね。俺、あいつがこういう曲を作ったからどうのこうの、なんて思ったことすらないですよ。人のことなんてどうでもいいじゃん、みたいな。だから、なんか不思議な感じがする。「そんなに俺のこと好きか、お前」みたいな。
――あはは!
もちろん、すごく近い仲間から「新しい曲聴いてよ」って言われたら、「あ、めっちゃいいじゃん!」とか、「こういうふうにしてみたら?」とか言うことはあるけど、仲よくない人たちが出してる歌はそんなに聴かない。どうでもいいですよね。人のこと気にしてるヒマがあるならゲームやりたい(笑)。
――あっはっは! t-Aceさんぐらい遊びまくってる人だと、コロナ禍って相当つまらなかったんじゃないですか。
あー、コロナはね、めちゃくちゃ冷めましたね。
――冷めた?
たとえば、コロナ禍になった頃にZEPPツアーが組んであって、結局延期して改めてやったんですけど客の数を半分にしなきゃいけなかったり声が出せなかったりしたし、ZEPPツアー以外にもコロナ禍になる前から「ここでこれやって、ここでこれやろう」みたいな計画があって。「あ、それめちゃくちゃ楽しそう!」みたいな。それに合わせて曲も仕込んでたのにそういうのが全部なくなったから、ちょっと途切れたっていうか、「つまんね」みたいな。冷めましたね。
――そこからどうやって立て直したんですか?
(即答で)立て直してないですよ、全然。冷めっぱなしです、今も。
――そうなんですか。そこから改めて自分を盛り立てようとは?
まあ、またエンジンが勝手にかかるだろうと思ってます。やる気って出そうと思って出るもんじゃないじゃないですか。何かを思いついたり、何かを見たり、何かを感じたり、そういうことで勝手にスイッチが入ると思うから、それまではほったらかしとこうって。
――でも、冷めたという割には8月にはアルバム『アホバム』をリリースしてますし、今作で14枚目ですよ。これだけアルバムを出せるラッパーもそんなにいないと思うんですけど、創作意欲はなくならなかったということですか。
うん。あと、普通にヒマだった。ライブもできないしほかにやることないから。どっかに出掛けたらネットでクソディスられるし。だから、やることない人たちとスタジオに集まってなんかよくわかんない曲作って、みたいなのをやってただけです。これまで音楽しかやってきてないから、音楽やんなくなったらただ無駄金使いまくって派手に遊んでるような、ちょっと頭おかしい人になっちゃう(笑)。
――あはは! それじゃあ、今みたいにヒット曲を出せる前はどうしていたんですか? 遊ぶ金もないじゃないですか。
だからもう、切り詰めて切り詰めてやってたし、自分の生活が苦しいと歌の内容も「こうだったらいいのにな」みたいなことばっかりになるんですよね。
――今回、初めてお話を伺うので、過去の作品についてもお聞きしたいんですけど、安室奈美恵さんの「SWEET 19 BLUES」をサンプリングした「Sweet 19 Blues~オレには遠い~(feat. 安室奈美恵)」(2019年10月配信リリース)に本当に驚いて。よく先方からOKが出たなっていう。ふとああいう曲が浮かんだんですか。
うーん、たしか誰かが安室さんの曲をサンプリングするなら……みたいな話をしだして、自分の書ける歌詞で安室さんの曲に一番ハマるとしたら「SWEET 19 BLUES」かな、みたいな感じで書いてみて。
――安室さんの曲をサンプリングしてみたいというアイデアから始まったものだったんですね。「そんなのOK出ないでしょ」とかそういうことではなくて、「面白そうだからやってみよう」と。
まずはね。それに、この曲は19歳の頃の自分のことを書いてるんですけど、別に「SWEET 19 BLUES」をサンプリングしなくても違う曲としてストックはできるじゃないですか。
――ああ、ダメだったらダメで別にいいっていう。さらに、今作『アホバム』では大黒摩季さんという、またしてもとんでもないアーティストを「今夜もダレかと loves 大黒摩季」でフィーチャーしています。これはどういうところから始まったんですか。
「今夜もダレかと」って曲は過去にもいろんなアーティストをフィーチャーしていて、ミオヤマザキさんとやったときに「大黒摩季さん、いいじゃん! 私、よくライブ行ったりしてるんだよね」みたいなこと言ってて……。あれもよく通ったな。「当たって砕けろ」でいったらたまたま受けてもらえた、みたいな。
――大黒摩季さんなんてt-Aceさんはモロに世代ですよね。自分でも「マジ?」って感じだったんじゃないですか?
このアルバムが出る前ぐらいにフェスで一緒になって、トリが大黒摩季さんで、「ステージに上がってきなさい!」とか言われて、「ええ……?」って思いながらもステージに上がって「ら・ら・ら」を歌ったんですけど、歌いながら「あのときの『ら・ら・ら』をいま一緒に歌ってる!」みたいな(笑)。
――夢があるなあ。じゃあ、大黒さんもt-Aceさんのことを気に入ってくださったんですね。
どうなんでしょうね。でも、ラジオに呼んでくれたり、「またスタジオでセッションして曲作ろう」って言ってくれたり。
――すごい。しかもこの曲、サンプリングではなくて、新たに書き下ろした歌詞を歌っていて、しかも割と際どい内容じゃないですか。
そうそうそう。だから、大黒さん的には「ちょっとt-Aceのとこ行ってやんちゃしてきた」みたいな感じらしいです。
――面白がってくれたんですね。アルバムがリリースされてから2か月が経ちましたけど、いま振り返ってみてこれはどんなアルバムだと思いますか。
アルバムにコンセプトをつけたり、「こんなアルバムにしよう」なんて思ったことはなくて、ただ曲が溜まったから出してるだけなんすよね。だから、そのときそのとき、「あ、この頃はこんな感じだったんだね」みたいな。
――今作に限らず、過去のアルバムを聴き直しても日記みたいな感覚というか。
そうそうそう。
――そういう観点で言うと、今作はどうなんですか。
あー、冷めてんなあ、飽きてんなあ、みたいな。
――過去の作品よりもシリアスな面がちょっと前に出てきてる感じがするんですけど。
うん、そうなんですよね。3月に野音でライブをやって、その頃から(ライブで) マスクしなくていいとか、声出してもいいってなったんですけど、今回のアルバムはコロナ禍に作った曲がたくさんあるから、今作ったらまたちょっと違うんだろうけど。
音もファッションも歌の乗せ方も時代によって変わっていくほうが好きなんですよね。特定の時代に止まらないというか。
――この作品に限った話じゃないですけど、女の子のことばっか歌ってるかと思いきや、「オレはゴメン」とか「チャッター」みたいなシリアスな曲も入ってくるので、逆に軽薄な曲のリアリティが際立ってくるんですよね。
なるほど。
――でも、ここまで話を聞いてると、それも特別な意図があったわけではまったくないんですね。
全くないですね。そうやって意図を考えたり行動するのってストレスなんですよ。難しいことは嫌いなんで。
――じゃあ、アルバムの曲順ってどうやって決めてるんですか。
「ま、だーいたいこんな感じー?」みたいな(笑)。
――そのときのノリですか。
そうですね、4、5分で決まります。今は昔のレコードやCDみたいに1曲目から聴いてる人なんてめったにいないし、みんな好きな曲だけ携帯で聴くんすよ。だから、もはや曲順なんてどうでもいいな、みたいな。
――昔は曲間まですごくこだわったじゃないですか?
うん、めっちゃやってた。すぐ次の曲につなげたりね。でも、あの頃はまだ1枚のアルバムとして聴くっていう習慣が残ってたからね。
――t-Aceさんは90年代にDJをされていたんですよね? だから、曲間とかそういうところは今でもこだわるのかと思ってました。
そう。だから(インタビュー時に筆者が着ていた)ピート・ロック(PETE ROCK)のTシャツがやべえなと今思ってます。
――あはは!
(筆者のTシャツを見ながら)その写真、ソロアルバムのジャケで使ってましたもんね。アナログ2枚使いとかしてましたよ。
――でも、その時代だからこだわっていただけで、今はこういう世の中だし、曲間とかどうでもいいという感じですか。
うん、音もファッションも歌の乗せ方も時代によって変わっていくほうが好きなんですよね。特定の時代に止まらないというか。まあ、もう14枚もアルバム出してるし、そういうこだわったことも散々やったから、「もう、いいでしょ」みたいな。 なんかもう、頑張らない。「強い思いを乗せました!」とかもない。ふわっと適当にやってます、みたいな。人ってそんなふうになっていくんですよ、きっと。音楽もずっと作り続けていくと毎回毎回ファーストアルバムみたいな感じではやれないし。
――今みたいなスタイルを築く意味でも、これまでの13作品があるということですよね。それだけ重ねてきたからこそ、今みたいな境地にたどり着けてるというか。
そうですね。
5月にスタジオで倒れて、救急車で運ばれてるときに「もう音楽できなくなっちゃうのか……」と思った3秒後に「まあ、いっかぁ!」みたいな(笑)。
――それにしてもですよ、アルバムの1曲目が「生理の神様」って!
ああね。普通、あんな歌作んないですよね。たしか、20分か30分ぐらいでできたんだよな(笑)。
――そんな曲をオープニングに持ってくるって。
「生理になった」とか言われんのがストレスなんですよ。それで「うるせえ!」って怒りを最初にぶつけとこうと思って。それに、1曲目が「生理の神様」だったら大体の人は「これ、聴かなくていいや」って思うと思うんですよ。それでいいんですよね。
――自分のスタイルを最初に分かってもらうと。さきほど、20分か30分ぐらいでできたと言ってましたけど、曲の大枠を作るのにかかる時間は大体どれくらいなんですか。
自分で作曲する場合は長くて2時間ぐらい。それ以上になるともう、やる気なくなって帰りますね。
――それ以上かかるようならボツですか。
うん。だって、迷っちゃってるんだもん。考えちゃってるんだもん。頭で作っちゃうともうダメ。いま感じてるものを出すっていう。そうじゃないともともとその曲が持っていたエネルギーみたいなものがどんどん薄まっていくと思う。
――ファンはこういうことを言ったほうが喜ぶんじゃないかとか、こんなこと言ったら嫌がるんじゃないかとか、そんなことまで考え始めてしまうと……。
もうダメですね。
――そのスタイルは徐々にできていったものなんですか。
さっきも言いましたけど、年を重ねると嫌いなヤツとはメシ行かないし、いたくない場所にはいたくないし、そうやって無駄がそぎ落とされていくじゃないですか。そういうことなんだと思います。若い頃ってキャパも狭いし、見てる範囲とかも全部狭いから、その中でどうにか成立させなきゃってあせるけど、今は全然そんなことなくて。
――場数を踏んでいくうちにそういうことに気付いていくという。
うん、経験だと思うんすよね。人とたくさん接してきて、その中で裏切られたり、自分も人を傷つけたりっていうことをたくさんやっていくうちに、そういうことに気付くじゃないですか。
――じゃあ、もちろんお金が必要だという気持ちはずっとあったと思うんですけど、どうやったらヒットするんだろう、みたいな作り方はしてきていないということですか。
してきてないです。まあ、技術的な面ではわかるんだけどね、こういうほうがヒットしやすいとか、こういう言葉の置き方をするほうがキャッチーで分かりやすいからヒットしやすいとか。でもまあ、あまり意識はしてない。
――海外のトレンドを取り入れることも考えないんですか。
あ、海外のヤツはカッコいいからありますね。日本で流行ってるものはすごくダサいんでね、だからやりたくない。
――やっぱり、USのトレンドは気になりますか。
うん。でも、最近はラテンのほうが気になる。ヒップホップは本当に同じことをやりすぎてるから全然聴いてないですね。コロナの前ぐらいから聴いてない。
――女遊びについて歌う曲が多い中で、過去を振り返ったり、将来への不安みたいなものがうかがえる曲もありますが、この先のキャリアについてどれぐらい意識しているんですか。
全然気にしてないですよ。まったくしてない。こないだ、5月ぐらいにここのスタジオで倒れて救急車で運ばれたんすよ。
――ええっ!?
体が痺れて、全身硬直して、顔の左側だけ落ちて、もう喋れないんですよ。救急隊の人は脳外科に連れていってくれたんですけど、その救急車の中でマスクをしながら俺、「これ、もう音楽どころじゃねえな。もうできなくなっちゃうのか……」と思った3秒後ぐらいに、「まあ、いっかぁ!」みたいな(笑)。自分でも「はやっ!」と思った(笑)。だから、そんなもんなのかなって。
――それって究極ですね。
うん、あの状況でそう思えたっていうことは、まあ、ヒップホップは好きだし、ずっとやってきたし、やれるならこれからも続けていくのかもしれないけど、やれなくなったならなったで、まあ、いっか、みたいな感じなんだろうな。
――12月に新木場で2日間にわたってクリスマスライブが開催されますね。構想はもう始まってるんですか。
こんな感じにしたい、みたいなことはあるけど、あとはそれがどのくらいまで実行できるか、みたいな状態なので、今、すり合わせ中です。
――今のところ、どんなものを考えていますか。
なんかね、会場に入った瞬間から世界観強め、みたいな。これまでそうやって空間まで演出したことってなかったから、そういうのをやってみたいなって。
――なぜそのアイデアが出てきたんでしょう。
会場の下見に行ったら、中が縦長だったんすよね。それを見て、「こういう作りだったらこういうことやりたいな」みたいにアイデアが湧いてきて。
――ライブは楽しいですか。
楽しいときと楽しくないときがあります。ワンマンとか、自分の仲間を誘ってやるライブはめちゃくちゃ楽しいですけど、それ以外の場所だと最近は心が躍らないというか。多分、ライブをちょっとやりすぎたと思うんですよね。だから、今はゲームが一番楽しいです。絶対ゲーム。
――あはは!
なんかね、お客さんが外まで並んでるぐらいパンパンに人が入ってるようなクラブでやるライブだと、お客さんのエネルギーに対して自分もバーン!って1対1で返すんですよ。そういうことをかなりの本数ずっとやってきたから、今疲れてます(笑)。いろんなものを出し切っちゃった。ちょっと充電したい。
――そういう状況も含めての「冷めた」なんですね。
うん、そうですね。ぶっちゃけ、こういうこと言う人いないでしょ?(笑)
――いないですね(笑)。
でも、まぁ隠す意味もないんで。
――メジャーの契約に縛られてるわけでもないから、休みたいと思ったら長期間休めるんじゃないんですか?
それでひと月、宮古島に住んでました。
――でも、足りない。
うーん、足りないなあ。何かのきっかけがあって再び燃え出すまでは休んでたほうがいいんじゃないかっていう気はしてますね。
――きっかけ待ちですね。じゃあ、今後の展望みたいなものもない?
休みたい。心を健康にしたい(笑)。
取材・文=阿刀”DA”大志 撮影=大橋祐希