第65回グラミー賞授賞式(R)より Kevin Winter/Getty Images
音楽界で最も権威ある賞として全世界の音楽ファン、ミュージシャン、音楽関係者が注目するグラミー賞。『第66回グラミー賞授賞式(R)』は、2024年2月4日(*現地時間)にロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナで開催される。WOWOWでは、2024年2月5日(*日本時間)に授賞式の模様を二カ国語版(同時通訳)で独占生中継にて放送&配信、同日夜には字幕版も放送する。なお、ノミネーション発表は11月10日に行なわれる。
今年の2月に開催された『第65回グラミー賞授賞式(R)』では、リゾが年間最優秀賞レコードを受賞したほか、6部門ノミネートとなったハリー・スタイルズは年間最優秀アルバムを含む2部門での受賞、年間最優秀楽曲はボニー・レイットが、最優秀新人賞はサマラ・ジョイが受賞した。さらに、6部門にノミネート、最優秀R&Bソング賞を含む4部門を受賞したビヨンセは、通算32回の受賞となりグラミー賞史上最多記録を更新。そして、日本人では宅見将典が「Masa Takumi」名義でリリースした『Sakura』が最優秀グローバル・ミュージック・アルバムを受賞した。
グラミー賞といえば、感動的な受賞の瞬間はもちろん、ビッグアーティストたちのパフォーマンスや、ここでしか見られないコラボレーションも見どころ。『第65回グラミー賞授賞式(R)』では、バッド・バニーが総勢70人以上のダンサーたちとラテン音楽でオープニングを飾ったほか、メアリー・J. ブライジ、ブランディ・カーライル、ルーク・コムズ、スティーヴ・レイシー、リゾ、キム・ペトラス&サム・スミス、ハリー・スタイルズ、ジョンレジェンドなど、豪華アーティストによるパフォーマンスの数々が披露された。そんな中、注目を集めたのはザ・ルーツが演奏を務め、RUN DMCやミッシー・エリオット、リル・ベイビーなど、ベテランから若手まで30名を超えるアーティストが勢揃いしたHip-Hop50周年記念パフォーマンス。今年のグラミー賞も受賞の行方はもちろん、パフォーマンスにも期待が集まる。
『第66回グラミー賞授賞式(R)』では最優秀アフリカン・ミュージック・パフォーマンス、最優秀オルタナティヴ・ジャズ・アルバム、最優秀ポップ・ダンス・レコーディングの3部門が新たに追加。そして最優秀プロデューサー(ノン・クラシック)と最優秀ソングライター(ノン・クラシック)の2部門が主要部門(General Field)に移行される。