内田彩、アーティストデビュー10年目に突入する記念日に開催したワンマンのレポート到着
声優・アーティストの内田彩が、11月12日に東京・山野ホールにてワンマンライブ「AYA UCHIDA LIVE 2023 Welcome to Uchida Party!」を開催した。
2014年11月12日に1stアルバム「アップルミント」でアーティストデビューし、この日デビュー10年目を迎えた内田彩。「AYA UCHIDA LIVE 2023 Welcome to Uchida Party!」と題した本公演は、彼女らしいアットホームな雰囲気と、ファン投票による初のランキング形式で構築されたセットリストで彩られ、昼夜二公演にて開催された。発売されたばかりの最新アルバム「MUSIC」からの初披露曲はもちろん、全15曲を披露した昼の部のステージをレポートする。
満員の会場でファンたちが今か今かと主役の登場を待つなか、バンドメンバーに続き、赤いTシャツにブルーのストライプスカートのダイナー姿で登場した彼女は「Blooming!」でパーティーを開宴。「みなさん、“Uchida Party”へようこそ!今日は11月12日、私が初めてアルバムデビューさせていただいた日から9周年です!」と挨拶すると、事前に募っていたファン投票から「内田彩の楽曲で一番好きな曲」をベスト10形式で発表していくことをお知らせすると、9位から順に「Say Goodbye, Say Hello」「Like a Bird」「Breezin’」と連投した。
続いて、昼の部は「心が癒される曲」1位の「So Happy」と「好きなラブソング」3位の「Sign」を(夜の部では「もっとライブでやってほしい曲」2位の「カレイドスコープロンド」と「涙腺がゆるんじゃう曲」1位の「声」を)披露し、彼女の音楽活動の幅を感じさせる日替わりブロックで会場の温度を自在に変えていく。その後は6位から順に、「Sweet Rain」を切なく、デビュー初期から根強い人気があり本公演では「オレンジおじさんシート」という特別な座席が用意された「オレンジ」、そして会場いっぱいに手を振った「with you」とライブを繰り広げた。
あっという間にライブを折り返すと、11月8日に発売されたばかりのニューアルバム「MUSIC」の初披露曲のコーナーへ。ファンのクラップを煽り、始めたアルバムリード曲「まるで元気」では、歌詞の「声を聴かせて」に応じるようにファンも心を通わし、歌い終えた彼女も「みんな初めてなのに花丸です!」と満足気な様子。続けて、R&B調の言葉遊びが心地よい「KANRANSHA」、そしてディスコビートで弾ませた「Roman tic-tac」では息ぴったりのクラップでパーティーを彩っていった。
ラストスパートはいよいよTOP3を発表。イントロからファンを焚きつけたデビュー曲「アップルミント」、1stシングル「SUMILE SMILE」とこの日一番の熱狂で包み込むと、「内田彩の楽曲で一番好きな曲」1位そしてこの日を締めくくったのは1stアルバム収録曲「ピンク・マゼンダ」。静かに鳴り響くドラムンベースから、会場一面をピンク色のペンライトで咲かせ、パーティーはフィナーレを迎えた。
なお、昼夜ともに本公演の模様は、ニコニコ生放送で11月26日までの期間限定でアーカイブ視聴できる。
「AYA UCHIDA LIVE 2023 Welcome to Uchida Party!」セットリスト
M01. Blooming!
M02. Say Goodbye, Say Hello
M03. Like a Bird
M04. Breezin’
M05. So Happy(DAY)/ カレイドスコープロンド(NIGHT)
M06. Sign(DAY)/ 声(NIGHT)
M07. Sweet Rain
M08. オレンジ
M09 . with you
M10. まるで元気
M11. KANRANSHA
M12. Roman tic-tac
M13. アップルミント
M14. SUMILE SMILE
M15. ピンク・マゼンダ
バンドメンバー
三沢崇篤(Guitar)
黒須克彦(Bass,Band Master)
今井隼(Keyboard)
村田一弘(Drums)
篠﨑恭一(Mnp)