クイーン
今年デビュー50周年を迎えたクイーンが、これが最後の来日になるかもしれないといわれる2024年2月の来日公演を記念して、日本のファンが選ぶスペシャル・ベスト・ライブ・アルバムを発売することが決定した。
4年前のクイーン+アダム・ランバートの来日公演の際は、日本のファン投票による人気曲の上位12曲を収録したスペシャル・アルバム『グレイテスト・ヒッツ・イン・ジャパン』を日本のみでリリース。それに続く来日記念第2弾となる今回のスペシャル・アルバムは、クイーンのライブ・トラックを対象とした日本のファンの人気投票による上位曲をCDとLPで1月に発売する。
アルバム・タイトルは、クイーンと日本のファンの50年にわたる特別な関係に由来する『絆(KIZUNA)』で、日本のファンが選んだクイーンのライブ・ベスト・トラックの上位曲を収録。日本限定のスペシャルCDが2024年1月17日(水)に発売され、同内容の国内プレスによる2枚組LPレコードも、日本限定2,000枚の180g重量盤で1月31日(水)に発売される。
今回の来日記念スペシャル・アルバムの収録曲は、2023年11月15日(水)~11月30日 (木)まで、ユニバーサル ミュージックの特設サイトで募集する、「あなたの好きなクイーンのライヴ・トラックを投票しよう!」の集計結果から、上位曲を収録(収録曲数は未定)。クイーンがリリースした過去6枚のライブ・アルバムの収録曲、全150曲を対象に、原則的に日本在住のクイーン・ファンから、ひとり2曲を選んで投票するというルールで募集。投票した人の中から抽選で5名にブライアン・メイ、ロジャー・テイラーの直筆サインがプレゼントされ、さらに抽選で600名は、名前がCD、LPのアートワークに掲載される。
今回のアルバム・タイトル『絆(Kizuna)』は、文字通り、クイーンとデビュー当時から彼らを熱心に応援してきた日本のファンとの50年にわたる特別な関係に由来するもので、人気投票の結果とCD、LPの収録曲、ジャケ写などは12月中に発表予定。
クイーン+アダム・ランバートは、10月4日(水)米国メリーランド州ボルチモアのCFGバンク・アリーナで行われた2夜連続公演を皮切りに、約4年ぶりの北米ツアーをスタートさせた。“より野心的でアップデートされたショー”を披露する彼らの新たな北米ツアーは、トロント、ニューヨーク、ボストン、フィラデルフィア、シカゴ、ダラス、デンバーなど、北米各地を巡り、さる10月21日には米国テキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催されたF1アメリカGP “Formula 1 Lenovo U.S. Grand Prix”で、1回限りの特別なヘッドライナー公演を行うなど、世界中で大きな注目を集めている。
この北米ツアーは11月11日と12日、ロサンゼルスBMOスタジアムでの2夜連続公演で幕を閉じるが、年末年始のオフを挟んで、2024年2月には待望のクイーン+アダム・ランバートの来日公演が決定している。日本中に多くの感動をもたらし、一大センセーションを巻き起こした2020年1月以来、4年ぶりとなる彼らの今回の日本公演は、クイーン史上初となる全国4ヵ所をまわるドーム・ツアーが実現。札幌には実に42年ぶりの上陸となる。
■ブライアン・メイ コメント
日本のファンのみなさん、いつも熱烈な応援をどうもありがとう。2024年の早々にまた大好きな日本に戻ることができて、僕たちもいまからとてもわくわくしています。そして、前回同様、今回もまた日本のファンのみなさんの人気投票による僕たちのライヴ・コンピレーション・アルバムをリリースすることが決まって、僕たちもとても興奮しています。前回の『グレイテスト・ヒッツ・イン・ジャパン』もそうでしたが、みなさんがどんなライヴ・トラックを選んでくれるのか、まったく予想がつかないので、どんな選曲になるのか、本当に僕たちもとても興味があります。ぜひみなさんのお気に入りの曲を投票してくださいね。2月のコンサートでみなさんに会えるのを楽しみにしています!!
■ロジャー・テイラー コメント
親愛なる日本のファンのみなさんへ。半世紀近くにわたる長年の揺るぎない応援に、とても感謝しています。日本へ行くのはいつも楽しみにしていますが、今回もまた日本のファンのみなさんの好きな僕たちのライヴ・トラックを集めたコンピレーション・アルバムがリリースされると聞いて、とても興味津々です。前回の『グレイテスト・ヒッツ・イン・ジャパン』の選曲も、まさにデビュー当時から僕たちを熱心に応援し続けてきてくれた日本のファンのみなさんならではの、うれしい驚きのある内容でしたが、それはみなさんが50年以上にわたって私たちを熱心にサポートしてきてくれた事実を反映していたと思います。みなさんがお気に入りの僕たちのライヴ・レパートリーは何か、僕たちもとても興味があります。それでは、来年、コンサートでお会いしましょう!!