『Road to 2025!! TEAM EXPO FES in 吹田』内田絢子によるヨガレッスン 写真=FM802提供
『Road to 2025!! TEAM EXPO FES in 吹田』2023.11.12(SUN)大阪・関西大学千里山キャンパス
ファミリーや学生、お年寄りまで多数の訪れていた
2023年11月12日(日)に、関西大学千里山キャンパス内の各施設にて『Road to 2025!! TEAM EXPO FES in 吹田』が開催された。同イベントは、2025年に大阪の夢洲(ゆめしま)で開催される『大阪・関西万博』の約500日前を記念した入場無料のイベントだ。
約1000日前に続いて、2回目となる今回の『Road to 2025!! TEAM EXPO FES in 吹田』では、学生の憩いの場・あすかの庭や講義などが行われる千里ホールと校舎内の教室が会場となり、ライブやワークショプが行われたほか、キッチンカーなどフード出店もあり。学祭のような盛り上がりで、大人から子どもまで幅広い層の人で賑わっていた。
キッズチアにヨガレッスン、アーティストによる公開収録&ライブも!
内田絢子によるヨガレッスン 写真=FM802提供
この日は、千里ホールにてチアダンスチーム「BLUESTARS」と通称「関西大学カイザーズクラブ」のキッズチアによるパフォーマンスでスタート! 時を同じくして、あすかの庭では関大出身でFM802のDJ・内田絢子によるヨガレッスンが行われた。芝生の上でゆったりと呼吸を深め、気持ち良く身体を伸ばすヨガでゆったりリフレッシュ。
フリーキーボードを使って誰でも演奏できる移動型パビリオン「SOUND PAVILION」
また、あすかの庭の特設ステージでは、老若男女の誰もがすぐに奏でられる“ゆる楽器”を使う、ゆるミュージックほぼオールスターズによるライブのほか、関大出身のFM802 DJ 樋口大喜と関大生が社会課題についてトークする「Hello!TEAM EXPO 2025 Meeting」、関西大学応援団吹奏学部によるコンサートも開催。いつもは学生にとっての憩いの広場であるあすかの庭が、万博らしいユニークかつ賑やかなムードに包まれていた。千里ホールでは、内田絢子が進行で、Galileo Galileiによるトーク&LIVEも無料で開催され、この日だけのスペシャルなステージが繰り広げられた。
ハンブレッダーズの公開収録 写真=FM802提供
さらにはハンブレッダーズをゲストに迎えて、FM802『SATURDAY AMUSIC ISLANDS -AFTERNOON EDITION-』公開収録も観覧フリーで開催。この日の模様は、11月18日(土)放送の同番組内(17時台)にてOA予定となっているのでぜひチェックしてほしい。
ハンブレッダーズの公開収録 写真=FM802提供
ハンブレッダーズの公開収録 写真=FM802提供
グルメや縁日も充実! 楽しみながら社会課題に参加できる
樋口大喜が監修したキヨミズホールの「万博バーガー」
会場内には、ダイヤモンド褒賞受賞の特別栽培米を使用した、おにぎりを提供する「はるるキッチン」などのキッチンカーが並び、関西大学社会学部の三浦ゼミ生徒がコンセプトから考えてメニューを提供する「喫茶Be a Child」、樋口大喜が監修したキヨミズホールの「万博バーガー」などグルメも充実。
樋口大喜が監修したキヨミズホールの「万博バーガー」
ワークショップも多数そろい、池田泉州銀行ブースではTシャツ、ハンカチ、ネクタイ、トートバックなど、家にあるなんだか捨てられない生地を持ちよってお鍋をつくる参加型ワークショップ「きおくのおなべ」が開かれ、できあがった鍋を前に記念撮影するファミリーも。
池田泉州銀行ブースに飾られたお絵かき
校舎内では、カラフルでかわいい絵を描くイラストレーター・nozawaによる、ぬりえが楽しめる企画も。細やかなイラストにも迷わず色を入れていく子どもたち。たくさん参加者によって、色とりどりの個性豊かな作品が次々と生まれていた。
イラストレーター・nozawaの絵に色を塗るワークショップも大好評
これまでのnozawaのイラストも多数展示
また信楽中学生カンパニーによる「信楽焼カエル絵付け体験」も人気で、子どもだけでなく大人まで多くの参加者が楽しんでいた。手のひらサイズのカエルやカメの置物に絵付けする初めての体験にみんな興味津々。
初めての絵付け体験に興味津々の子どもたち
信楽焼カエル絵付け体験の見本
ロスゼロストアでは、食品ロス予備軍になった“もったいない”食品を大特価で販売。お得にポジティブな消費行動へと変えてフードロスという社会課題に参加できるブースも。
フードロスの社会課題にポジティブに参加できる、ロスゼロストア
そのほかにも、遊ばなくなったオモチャを持ち寄ると無料で参加できて、景品として別のおもちゃを持ち帰ることができる「SDGs縁日」。FM802 DJ ナンバー1の愛読者DJでもある、浅井博章による「浅井書房 in TEAM EXPO FES.」では、本を持ち寄ると別の気に入った本を持ち帰ることができる取り組みも。
「浅井書房 in TEAM EXPO FES.」
学生たちも大活躍で、関西大学万博部による「非常食を活用したSDGs弁当プロジェクト」の一環でアレンジレシピの試食や「関大クラフトコーラ」の試飲が行われたほか、関大生が協力して開発した、吹田市のイメージキャラクター「すいたん」のグッズ販売。吹田市が万博をキッカケに交流をスタートするスイスのことをもっと知るためのクイズやおもちゃ、ワインの販売が行われた。
完売のデザインも出たほど好評のすいたんの前髪クリップ
フードロスやSDGsといった社会課題について、気軽に参加できて楽しく学ぶことができるブースばかりで、参加者のファミリーも「勉強になった」「これを機に子どもと一緒に考えてみたい」と話していた。
『Road to 2025!! TEAM EXPO FES』は、2023年11月19日(日)には泉南市・SENNAN LONG PARKでの開催も決定している。この日も入場無料で、トーク&ライブや運動会にワークショップなど、さまざまな催しが楽しめるので、ぜひ一度足を運んでみてほしい。
取材・文・撮影=SPICE編集部(大西健斗)