写真左から:大澤誉志幸、山下久美子
12月6日に発売される山下久美子&大澤誉志幸によるデュエットシリーズ作品『& Friends』の第3弾にあたるアルバム『Celebrate Christmas~&FriendsⅢ』より、「Dance To Christmas」と「Merry Christmas Go Round」の2曲が本日11月29日先行配信となり、「Dance To Christmas」のティザー映像も公開された。
本アルバムはシリーズとして9年ぶりのリリースで、1988年に大澤誉志幸作プロデュースで当時のEPICアーティストが多数集まって作られたクリスマスの名曲「Dance To Christmas」のセルフカバーをはじめとしたクリスマスソング集。1988年当時「Dance To Christmas」はクリスマスのコンピレーションアルバムとして発売されたが、そのアルバムに収録されていた大澤とGWINKOのデュエット曲「Merry Christmas Go Round」や、「Have Yourself A Merry Little Christmas」、「Santa Baby」など、今やスタンダートとなったクリスマス・ソング、そしてクリス・レアが1986年にリリースした「Driving Home For Christmas」といった魅力的な楽曲がラインナップされている。
そして、CD発売に先駆けて公開されたジャケットには、23歳の山下久美子と25歳の大澤誉志幸のオフショットが採用されている。これはかつて山下がニューヨークのスタジオでレコーディングをした際に、プロデューサーでありミュージシャンとして関わったヒュー・マクラッケン氏が、41年前にポラロイドカメラで撮影したオフショット写真。ヒューの死後、息子のスコットにより41年の月日を経て山下の元に届けられたという。この奇跡的な巡り合わせで実現したCDジャケットをあつらえた新作アルバムが完成した。
■山下久美子コメント
写真は『ソフィア』のレコーディングの時1982年の夏、何月だったのかな?
NYのスタジオ、パワーステーションで大澤のコーラス(「こっちをお向きよソフィア」「ちょい待ちBabyなごりのキスが」) をプレイバックしてる時だと思います。確か、大澤はLAからNY入りして2曲コーラスだけ録って、翌日にはひとりLAへと戻った記憶。私は23歳で大澤は25歳?若いふたり。ヒューはお茶目な人柄でポラロイド持ってスタジオのみんなを撮ってました!もしかするとポラロイドカメラはヒューへの日本からのお土産に差し上げたのかも?それで、嬉しくて記念に写真をたくさん撮っていたのかもしれない。。
それを大切に持っていてくれたんですね。2022年にヒューのパートナー、ホリーが他界して、息子であるスコットがそれらの写真を見つけて私たちシェアしてくれたと言うわけです。
それは、つい最近のことで、とても嬉しいサプライズでした!
■大澤誉志幸コメント
「Dance To Christmas」「Merry Christmas Go Round」は当時のキラキラしたクリスマスのムードを感じられる曲。今回改めて(山下)久美子とカバー・レコーディングしてみて、2人ならではの新たな化学反応を音に込めることができた。