X JAPAN HEATH氏の献花式にファン1万人が参列、YOSHIKIが「ENDLESS RAIN」を演奏し涙の別れを告げる
11月28日、東京・Spotify O-EASTにて「HEATH お別れ会-献花式 HEATH Farewell & Flower Offering Ceremony」が開催された。
午前中から行われた献花式には、一般客約1万人が参列。献花台にはHEATH氏が愛用していたベースが飾られ、集まった多くのファンは涙を流しながら、赤いバラを手向け別れを告げた。
また、夜にはX JAPANのメンバーであるYOSHIKI、PATA、SUGIZOほか、バンド仲間約100名が参列し、HEATH氏の写真が飾られた献花台に花を手向けた。
X JAPANリーダーのYOSHIKIは、「HEATHは今日に至るまで、X JAPANの大事なメンバーとして支えてくれました。X JAPANは波乱万丈のグループで、そんな無茶苦茶なグループをいつも誇りに思ってくれていました。どれだけHEATHがこのバンドに貢献してくれていたか計り知れません。解散、再結成を経て、一緒に世界中を周りました。今年の8月にはディナーショーでセッションをして、まさかその日が最後の日になるなんて、思ってもみなかった。HEATHの加入発表の記者会見はニューヨークのロックフェラー・センターで行い、そこで『X』が『X JAPAN』になりました。そして今回奇しくも自分が公演でニューヨークに滞在している最中に彼の訃報を聞きました。しんみりしないで明るく見送ってほしいと、HEATHが言っていたとご遺族から聞きました。この遺影もHEATHが自分で選んだものです。最後までロックミュージシャンとして生き通した、なんてかっこいいやつだったんだろうって思います。メモリアルコンサートも今後行う予定です。あの時ああしたら良かった、と自分を責めて立ち止まってしまいそうにもなることもあります。でも、今は僕らが前に進むことが、最大の恩返しなのかなと思います」と涙をこらえながらコメントを述べた。
さらに、祭壇の前に設置されたピアノで「ENDLESS RAIN」をHEATH氏に捧げて演奏。メンバー、バンド仲間たちが見守る中、HEATH氏への想いを音に託し、哀悼の意を捧げた。