水木一郎、一周忌メモリアル企画「BEST of ANIKING~Additional OTAKEBI Ver.~」を緊急配信
病と闘いながらもマイクを握り続け、生涯現役を貫いたアニメソングの帝王、水木一郎。彼が旅立って1年、12月6日の一周忌に合わせ、21世紀初頭にリリースされた「BEST of ANIKING」-赤の魂-&-青の魂-から、雄叫びを新録した「ANIKING Ver.」をセレクトした「BEST of ANIKING~Additional OTAKEBI Ver.~」が配信された。
「アニキ」の愛称で親しまれた水木一郎の代名詞と言えば、「ゼーット!」に代表されるインパクトのある雄叫び。シャウトとも叫びとも異なる、歌と一体化した雄叫びは、水木一郎アニキのいわば専売特許。唯一無二の存在感を放ち、国境を越え、時代をまたにかけるその歌で、たくさんの人々の心を掴み、胸を躍らせ、パワーを与え続けてきた。
20世紀末、スパロボムーブメントの勢いそのままに、ロボットソングをはじめとしたヒーローソングに新たな命を吹き込んだ水木一郎が、21世紀初頭、彼自身が「これはもう一度録りたい」と選んだ雄叫びパートを新たに追加した音源を集めた。ゲームソング、CMソング、テレビ・ラジオ出演と、活躍の場を広げた時期に、水を得た魚のように活き活きと吹き込んだ、若々しくヤンチャなボーカル。加えて、オリジナルやそれまでのセルフカバーともまた一味違う雄叫び。20世紀と21世紀を股にかけ、「OTAKEBI」の名曲に新たな「OTAKEBI」を重ねたハイブリッドな魅力を堪能できる。