加藤和樹
歌手で俳優の加藤和樹が、2023年12月5日(水)、6日(木)に東京丸の内・COTTON CLUBにて、ライブ『Kazuki Kato TREASURE BOX 2023』(全4公演)を開催した。
加藤がCOTTON CLUBでライブを行うのは今回が初となり、チケットは発売後5分で全4公演分が即完売するほどのプラチナチケットとなった。
加藤和樹
繊細なピアノでライブが始まると、会場からは盛大な拍手に包まれ、オリジナル曲の「vintage」「君ニ唄エバ」「stay by your side」を続けて歌唱。MCでは「いやー、素敵な空間ですね。リハもやっていたのに、登場してきた時に「うわっ、スゲッ」って思いました。(笑)今日はゆっくりとお食事を召し上がりながら、ちょっと大人な時間を皆さんと共有できたらいいなと思います。最後まで楽しんでいって下さい!」と挨拶。バンドメンバー紹介をしてから、この数年、“歌い継いでいきたい日本の曲”を『Respection(敬意)』と称して、加藤自身がカバーリリースしている楽曲から、浜田省吾の「片想い」をアコースティックで情感たっぷりに歌い上げた。
加藤和樹
そして、今年11月15日にデジタルリリースした山崎まさよしの「One more time, One more chance」、続いて今年 9月6日に配信リリースした秦基博の「ひまわりの約束」(2部は小田和正の『この道を』)をミュージカル俳優としても活躍する加藤らしく歌詞の世界を投影する表現力で、観客を魅了した。さらに加藤作詞でファンが好きな「wising your happiness」も歌唱して会場のファンは夢見状態。MCでは、2023年を振り返り、ミュージカルや先輩俳優、韓国俳優達とのコンサート、自身のライブなど多忙な1年を振り返った。
後半戦は今年、ジョンレノンを再び演じた舞台「BACK BEAT」でも歌唱したエディ・コクランの「Twenty Flight Rock」、西城秀樹の「ギャランドゥ」とカバー曲を幅広い歌唱力で歌い上げ、会場が盛り上がってきた時に、オリジナル曲「Fight」で会場は最高潮!
加藤和樹
最後のMCでは、声援を浴びる声を聞いて、「今日は本当に近い距離でね、コロナも落ち着いて声も出せる環境がようやく整ってきたかなという感じもあり嬉しく思います。」と語り、ショーのラストに少し早いクリスマスプレゼントとして加藤自身で作詞作曲した「for us」を披露。
最後に自身作詞のライブでの鉄板曲「Hello」を歌い、会場のファンも手を振って会場が一体になって盛り上がった。
加藤和樹
ライブ終了後は会場のファンから拍手が鳴り止まない中、ファンに一年の感謝を述べ『またライブで会いましょう!!』とステージを退場した。
加藤和樹
加藤は現在、日本テレビ開局 70周年記念舞台『西遊記』に沙悟浄役で、大阪、福岡、名古屋、東京で全70公演のロングランに出演中。今後は名古屋・御園座にて 12月27日(水)~2024年1月2日(火)、東京・明治座にて 2024年1月6日(土)~28日(日)に出演予定。