H ZETTRIO、60ヶ月連続配信で見事ギネス世界記録認定 企画は72ヶ月連続に向けて続行
ギネス世界記録に挑戦中だったピアノトリオバンドH ZETTRIO(エイチ・ゼットリオ)が、「単一音楽ユニットによるデジタルシングル連続リリース月最多数」を見事に達成し、正式に世界記録として認定されたことが12月6日の夕方にリーダーでピアニストのH ZETT M本人のポスト(ツイート)で明らかになった。
これを受けて、発売早々に売れ切れていた、南青山のジャズ・クラブ、BLUE NOTE TOKYO公演の12月11日2ndステージで、ギネス公式認定員による贈呈式が開催されることも確定した。こちらの模様は多数のリクエストを受けて、全国有料配信が決まっている。
H ZETTRIOは2019年1月1日の「Journey」配信以来、毎月1 曲ずつ新曲をリリースするという企画を立ち上げ、実行してきた。その後、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行でライブ活動が制限された中でも企画は続いた。そして、2023年12月1日に60ヶ月連続の60作目となる「Dynamics」をリリースし、それがギネス世界記録として認められた。
この快挙に話題は持ちきりだが、H ZETTRIOのメンバー達は意外と冷静に受け止めている様子だ。かねてより、来年以降もこの毎月リリースは継続されることをH ZETTRIOは宣言していたのだが、本日12月7日に1月リリースの「飛ばしたっしょ」のジャケット写真を発表するなど、通常運転のH ZETTRIOを見せた。
また、2月リリース曲のタイトルが「Workin’」であることも併せて発表された。H ZETT Mはこの曲について「ある方の想いも反映して作りました」と述べているのだが、詳細はまだ不明で、続報が待たれるところだ。大きな成果を達成したことで、今後はますます多方面での活躍が期待されるH ZETTRIOだが、それと並行して行われるH ZETT Mのソロの活動として初のフルオーケストラとのコラボ公演「H ZETT M×神奈川フィルハーモニー管弦楽団「新しいチカラ」」が2024年1月21日に控えている。
また、リハーサル初日の模様を収めたショート動画が公開されたのだが、そこで演奏されていたのはなんと、H ZETTRIOの前身のバンドではないかと長年噂されている“侍 JAZZ”を掲げて日本のミュージック・シーンに大旋風を巻き起こしたバンドPE’Zのメジャーデビュー曲「AKATSUKI」だった。