薬師丸ひろ子、6年ぶりオリジナルアルバム「Tree」より新曲「時の道標」を先行配信
薬師丸ひろ子が、6年ぶりとなるオリジナルアルバムの詳細を発表した。来年1月24日に発売される新作のタイトルは「Tree」(トゥリー)。そしてこのアルバムに収録される新曲「時の道標(みちしるべ)」が本日より先行配信スタートとなった。
全国18公演で行われた「薬師丸ひろ子 Concert Tour 2023 ~愛しい人~」が、12月12日の北海道公演で千秋楽を迎えた。これに合わせる形で発表となったのが、前作「エトワール」以来 6年ぶりに発表されるニューアルバムだ。
大地に根を張る揺るぎない太い幹に、光を求めて生まれた新しい枝や葉、そして多くの実りたち。薬師丸ひろ子が今この時代に音楽で伝えたい、希望に満ちた彩り豊かな新たなスタンダードが誕生。いしわたり淳治、岡田惠和、兼松衆、松井五郎、松本俊明など前作から引き続き楽曲提供する作家陣に加え、今回新たに安藤裕子、葛谷葉子、最果タヒ、堀込高樹(KIRINJI)、水野良樹(いきものがかり)、村松崇継、やくしまるえつこ(相対性理論 *ティカ・α名義)など、多彩なジャンルの豪華作家陣が薬師丸ひろ子の音楽世界に新たな色を添える。
配信シングルとしてリリースされた冨田恵一プロデュースによる「素敵をあつめて」、今回のツアーで初披露され多くの感動を呼んだ薬師丸ひろ子作詞による「時の道標」など全10曲が収録される。
初回限定プレミアム盤は高音質のSHM-CD仕様。全曲のインストゥルメンタルを収録したボーナスディスクに加え、撮り下ろし写真によるフォトブック(36P)が付属される豪華スペシャルパッケージ仕様。また、撮り下ろし写真によるクリアファイル5枚がセットになった限定セット商品も、VICTOR ONLINE STOREのサイトのみで販売される。
薬師丸ひろ子コメント
前作「エトワール」をリリースしてからこの6年の間に世界も大きく変わり、今音楽で伝えられることは何かと考えた時に、改めて“希望”を歌いたいと思いました。無力さを感じるような困難な日々の中でも、私自身も音楽やスポーツなどから多くの希望や力を貰いました。音楽にはそんな力がある。しっかりと地に根を張りながら、光を求めて枝葉を伸ばし豊かな実りをつける、そんな樹の持つ輝きと生命力に憧れて「Tree」と名付けました。私にとっても新しい自分に出会う多くの挑戦が詰まった作品となりました。私なりに大地に足を踏みしめて立っているそんな「樹」に、癒しや憩いを求めて集ってもらえるような、聴いていただく皆さんにとってそんなアルバムになったらこんなに嬉しいことはありません。