DA PUMPのISSA、自身初のビルボードライブツアーを完走 ソロ新曲「Another Life」配信も
DA PUMPのボーカリストISSAが、12月18日に「ISSA Premium Live at Billboard Live」のツアーを完走した。本ツアーは12月3日の神奈川・Billboard Live YOKOHAMAを皮切りに12月4日・7日の東京・Billboard Live TOKYO、12月17日・18日の大阪・Billboard Live OSAKA各2公演、全10公演で構成されたソロライブツアー。1997年にDA PUMPのメンバーとしてメジャーデビューし2023年で26周年を経ているISSAだが、ソロライブの開催は今回が初となる。
ツアーを盛り上げるサポートメンバーにはDA PUMPのツアーサポートでもお馴染みのバンドマスター&キーボードのGakushiやドラム岸田容男、今回初顔合わせとなったギターYUMA HARA、ベースLawrence Danielsが集い、ライブのオープニングから一気にムーディーなサウンドで会場を包み込んでいった。
今回がISSA初のソロライブツアーということでセットリストもISSA自らが考案した。2007年リリースのソロアルバム楽曲「Twelve O’clock」で客席を歩きながらISSAがステージに登場、2曲目の「SO DAMAGED」からはダンサーのTAiSHI、VINCEも登場し、3人で肩を組みながら踊るシーンも。その後も自身のソロ曲や往年の名曲カバーなど、ここでしか聴けない贅沢なセットリストをBillboard Liveのラグジュアリーな空間で歌い上げ、長年のファンから今回初めてISSAの生歌に触れるBillboard Liveのファンまでを魅了した。
「今回のライブの個人的なテーマは、来てくださったお客さま一人ひとりと必ず目を合わせること」とも話し、Billboardのライブ会場ならではのファンとの距離感を楽しんだ。
さらに、ライブ中盤では今回のツアーで初披露となる新曲「Another Life」を歌唱。MCではツアー期間中に45歳の誕生日を迎え、グループとソロ活動の2軸という新たな自分の人生の歩み方を考えるようになったと話すISSA。「今まで自分が歩いてきた道ともうひとつ違う道を作ってもいいのではないか」というテーマを掲げ、ライブオリジナルの振り付けのレクチャーもして客席を盛り上げ、高らかに歌い上げた。
ライブ終盤にはDA PUMPの「U.S.A.」、アンコールでは「if…」をセルフカバー、会場も熱狂しスタンディングオーベーションに。「45歳からは自分のソロ活動の幅も広げていきたい、自分がいけるだけ前に進み続けたい、歌える限り歌い続けたら」と語り、ラストにはクリスマスにちなんで「白い雪」を歌唱し、大盛況の中ツアーファイナルの幕を閉じた。
なお、DA PUMPとしては2024年1月にライブツアー「LIVE DA PUMP DA MAGIC HOUR」の追加公演、2月21日には37枚目のニューシングル「Use Your Body / タイトル未定B」のリリースを控えている。