神戸セーラーボーイズ、リレー対談企画第3弾はチームブルー(中学生組)の髙橋龍ノ介 x 田中幸真が登場ーー定期公演の感想や裏話も

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左から髙橋龍ノ介、田中幸真

左から髙橋龍ノ介、田中幸真

関西発の10人組ティーンエイジャー演劇ユニット・神戸セーラーボーイズ(以下、神戸セラボ)。11月に初めての定期公演となる『神戸セーラーボーイズ 定期公演vol.1 『ロミオとジュリアス』『Water me! ~我らが水を求めて~』』を終えたばかりの彼ら。自身過去最多の12公演をこなし、4月からのめまぐるしい成長ぶりをしっかりと提示してくれた。今は息つく間もなく、次回公演の稽古に励んでいるところ。神戸セラボのメンバーの魅力を掘り下げるべくスタートした、リレー対談企画。第3弾となる今回は元気なチームブルー=中学生組ペアが登場。最年少で国民的末っ子、中学2年生の髙橋龍ノ介と、笑顔がチャーミングなしっかり者、中学3年生の田中幸真だ。お互いの印象や、定期公演を振り返っての感想、次回公演や今後の目標について話してもらった。恒例となった、お互いの似顔絵を描く企画も楽しんでくれた、2人のトークをどうぞ。

最初は不安だった神戸セラボの活動。今はメンバー全員で補い合っている

ーー神戸セラボに入って半年経ちましたね。

田中:貴重な経験をさせていただいたり、たくさんの舞台に関わらせていただいて、自分でもこの半年ですごく成長したなと思ってます。

ーーどういうところで成長したと感じましたか?

田中:今までは歳の近い人と関わることが多かったんですけど、セラボに関わってくださる、たくさんの大人の方々から学ばせてもらうことが多いです。色んなことができるようにもなりました。

髙橋:僕はダンスも歌も全部成長したと思っていて。それはもちろん歌唱指導やダンス指導の方がいるからですけど、それ以上に、ダンスならるきあ(中川月碧)くん、歌ならかなてぃ(細見奏仁)とか、メンバー全員でわからないところを補い合っているので、10人全員でレベルアップしたなと感じてます。

ーーお2人の芸能活動歴は?

田中:自分は小学2年生の頃から歌とダンスを習ってて、フラメンコも小学校1年生の時からずっと続けてます。演劇は興味はあったんですけど、なかなか機会がなくて、神戸セラボが初めて。今すごく頑張ってます。

ーーフラメンコの魅力は何ですか?

田中:見るだけでも美しさが伝わってくるのは魅力だと思います。フラメンコはダンスという括りとはちょっと離れていて、どちらかというとスペインの伝統的な舞みたいな感じ。ペアで踊ったり、グループで踊ったり、ソロで踊ったり、結構何人でもできるもの。ソロもすごく美しいんですけど、集団だと見応えがあって、魅力がより引き立つと思います。

ーーフラメンコを始めたキッカケは?

田中:お母さんがフラメンコをやっていて、自分もやりたいなと思って始めました。

ーー髙橋くんはいつから芸能活動をされていたんですか?

髙橋:俳優を目指して、5歳ぐらいに芸能事務所に入って、そこからテレビや映像の仕事のオーディションを受けたんですけど、めっちゃ落ちて。元々ダンスや歌にはそんなに興味がなかったんですけど、神戸セラボのオーディションをお母さんが申し込んでくれていて、ダンスを必死で覚えて行ったら合格通知が来て。「とりあえずやってみよう」となって、お披露目会までの稽古でダンスがどんどん楽しくなっていきました。

ーー元々はお芝居をメインにやっていきたかったんですね。小さい時から勉強はしていたんですか?

髙橋:映像メインで、ドラマとかCMをめっちゃ見たりしてました。

ーー田中くんは、セラボに応募したキッカケは?

田中:オーディションの誘いが来て「受けてみませんか」と聞かれて。演劇ユニットってあまり聞いたことがなかったんですけど、活動にはすごく興味があって、受けさせていただきました。

ーー受かった時の気持ちはどうでした?

田中:楽しみな気持ちもあったんですけど、さっきも言ったように演技をやったことがなかったので、少し不安はありましたね。

ーーその不安はどうやって解消していきましたか?

田中:やっていくうちに消えていきました。演技はハル(塚木芭琉)くんとかがすごく上手で、周りに支えられながら、色んなことを聞いたり教えてもらったりして、だんだん苦手意識が消えてきたというか。最近は演技も楽しいです。

ーー髙橋くんはお母さんに「行っておいで」と言われたわけですが、受かった時の気持ちは?

髙橋:不安しかなかったです。舞台というのがまた不安で。声量もいるし、ずっと生なので、ミスしたら撮り直しができないから、いけるのかなと。歌もダンスもあまり自信がなくて。でも今ではすごく楽しいです。

りゅうちゃんは存在してるだけで可愛い(田中)

髙橋龍ノ介

髙橋龍ノ介

ーーお互いの第一印象はどうでした?

田中:お披露目会でお互いを認識して。りゅうちゃんは「とにかく可愛い」ですね。この半年でさらに可愛さが増してます。あと、最年少やけど意外としっかりしてる。

髙橋:ゆうまくんは、ダンスを教えてくれたりしてカッコ良い。ダンスしてる時の顔の向きも全部カッコ良くて、真似しようとしたら、僕は足とかに集中しちゃって、顔まで意識がいかなくて。「どうやったらできるん?」と何回も聞いたりしてます。

田中:自分も教えるだけじゃなくて、「その可愛さはどこから来てるんや」と聞いたりしてます(笑)。

ーー本当、皆さん口を揃えて可愛いと言いますね。本人はどんな気分ですか?

髙橋:いつ「カッコ良い」と言われるんやろうと思ってます。背を伸ばさないとなと……。

ーーでも、身長伸びましたよね。

田中:そうなんです、伸びてきて。明日には越されてるんちゃうかぐらいの勢い。

ーーちょっと立ってみてもらっていいですか。まだ少し田中くんが高いけど、春に比べたら伸びてますよね。

田中:リスト(崎元)もすごい伸びてきてて、成長期恐ろしいなと(笑)。

田中幸真

田中幸真

ーーお互いの魅力は何だと思いますか。

髙橋:ゆうまくんは何でもできるイメージ。ダンスも歌も上手いし、11月の公演の殺陣もキレキレで、斬られた時の演技もめっちゃ上手くて。

田中:りゅうちゃんは何回も言ってるんですけど、何しても可愛いところ。存在してるだけで可愛いというのは、すごい魅力やと思ってます。……照れてる?(笑)。

髙橋:1日でこんなに可愛いと言われたことない(笑)。

ーー2人は仲良くなるのも早かったりしました?

田中:そうですね。チームブルーは皆大体年齢が同じくらいなので、すぐ仲良くなりました。

ーー船の上でのキービジュアル撮影の時も楽しそうでした。

田中:チームブルーがキャッキャし始めて、そこにお兄ちゃんたちも混ざったり、止めに来てくれたり。お兄ちゃんたちはすごく僕たちの支えになってます。

髙橋:でも全員、面白いところはちゃんと面白い。

ーー2人はプライベートで遊びに行ったりするんですか?

田中:まだ行けてないかな。稽古もたくさんあるし、1回10人で遊びに行きたいなと思ってるんですけど。

ーー逆によく遊びに行ったりするメンバーはいますか?

田中:僕はチームブラウンのるきあとダンスボーカルスクールが一緒で、神戸セラボの稽古以外でも会うことが多いです。

髙橋:僕はこうちゃん(津山晄士朗)とかなてぃですね。オーディションの時も横並びで3人一緒だったんです。よくユニバに行ったりしてます。

ーー田中くんはチームブラウンと同じぐらいの精神年齢なんじゃないという噂が。

田中:全然そんなことないです(笑)。

ーー奥村(頼斗)くんが言ってましたよ、落ち着いてると。

髙橋:確かに。

田中:そうですかね。でも僕もテンション上がったら、ずっとキャッキャしちゃう方ではあるので。

先輩との交流が自分たちの成長に

髙橋龍ノ介

髙橋龍ノ介

ーー6月、8月、11月と公演を重ねてきて、東京の遠征もあり、活動が広がっていますが、自分で成長したなと思うところはありますか?

田中:全員ダンスと歌と芝居のレベルが公演ごとに上がって、どんどん上手になってるなと感じてます。

ーー公演が終わったら、皆で映像を見返したりするんですか?

田中:はい、見返します。稽古期間中は特に、皆で「ここはこうやったな」と言い合ったり、自分の演技について不安があると「ここどう思う?」と周りの人に相談したり、聞きに行ったりしてます。

ーーちゃんと聞いて返してくれる現場なんですね。髙橋くんはどうですか?

髙橋:8月にゲストさんが初めて来てくださって、その時は緊張して自分から挨拶に行けなかったんですけど、ゲストさんの方から「写真撮ろう」と言ってくださったので、「良かった。こんなに優しいんや」と勉強して、11月は自分たちから挨拶しに行って、写真も撮ってもらえて、めっちゃ嬉しかったです。コミュニケーション力が上がってる気がします。

ーーそれこそ9月の『いろいろ ドルフェス 2023』では多くの先輩がいたと思います。初の東京遠征はどうでしたか?

田中:本当にたくさんの先輩方がいる中でパフォーマンスできて、先輩方のステージやMCを見せていただいて、自分たちの公演に活かせることがたくさんありました。尊敬する先輩と一緒に舞台に立てて、すごく嬉しかったです。たくさん学ばせていただきました。

髙橋:東京というだけでめっちゃ緊張してたんですけど、関西サンリオ男子さんが同じ関西なので、たまに関西弁が聞こえてホッとしました。楽屋でもめっちゃ親しく写真を撮ってくださったり。ステージは「うわ、すごっ」て圧倒されました。

田中:皆嬉しそうやったな。中でもリストはすごいテンション上がってましたね(笑)。

ーー想像がつきますね。

田中・髙橋:ハハハ(笑)。

ーーそれこそリストくんは、サブリーダーとしてまとめています。

田中:リストはよくボケて、皆が疲れてる時にも和ませてくれたりするので、そこは皆すごく助かってます。リストがいるだけでグループの雰囲気が良くなる。和ませて楽しくさせるという面で、サブリーダーとしての役目をちゃんと果たしてるなと尊敬してます。

5人のチームで挑んだ劇中劇

田中幸真

田中幸真

ーー先日の定期公演の『ロミオとジュリアス』と『Water me! ~我らが水を求めて~』を振り返っていただきたいです。まず自己評価はどうでした?

田中:すごくやりきった感はありますね。初めての殺陣もあったので、たくさん稽古して、その結果をちゃんと12公演全部で果たせたかなと思ってます。

ーー殺陣は難しかったですか?

田中:すっごい難しかったです。舞台上では刀をぶつけないようにしながら、でもお客さんから見られてる時には、ぶつかってるように見せなきゃいけないのが難しくて。らいとくんとの殺陣が多かったんですけど、2人でたくさん練習しました。

ーー1番苦労したことは?

田中:中世ヨーロッパの殺伐とした世界観が難しくて。お話の中でもすごく悩んでる2人がいたり、「こういう時マキューシオやったらどんなこと思うかな」と考えて演じていました。

ーー今作はMANKAI STAGE『A3!』の劇中劇でしたが、先輩が演じたものをどのように自分に落とし込みましたか?

田中:大きな作品で不安もあったんですけど、原作があって映像も残ってるので、先輩の役者さんはどう考えてるのかなというのを、たくさん映像を見て皆で研究しました。

ーー中川くんを座長とする5人チームで作品に向かってみて、どうでしたか?

田中:ずっと5人で稽古したり、5人でいることが増えて、絆が深まりました。5人の絆だからこそできる舞台にはなったかなと思います。

ーー『Water me! ~我らが水を求めて~』は、シリアスな『ロミオとジュリアス』に対してコメディ要素もある作品でした。シンドバッド役を演じてみてどうでしたか。

髙橋:僕もすごく難しかったです。お笑いってテンポが難しくて。音楽が急に消える時に合わせて、うまくセリフを言い切らないとダメなんですけど、稽古では合わなかったりして。本番ではテンポも合って、セリフもスラスラ出るようになって、完璧でした。お客さんも笑ってくれて。

田中:ロミジュリ組は、袖でお客様と一緒にずっと笑ってましたね(笑)。

ーー大変なことはありました?

髙橋:座長のゆうせい(明石侑成)くんがずっと出ずっぱりで、ほんまに20秒ぐらいしか捌けないのでめっちゃ大変そうでした。20秒だけ捌けて、その間に水飲んで準備して、また役に入り込んで出ないとダメなので、切り替えが大変だっただろうなと。

ーーそれぞれの世界観が出た衣装も、よく似合っていましたね。

田中:見させてもらった映像のような衣装を自分が着ているんだと思うと士気が上がって、すごくやる気が出ました。でも自分がちゃんとマキューシオをやりきれるかなという不安もありました。

ーー結果的にはやり切れて、自信がつきましたか?

田中:はい。最近は舞台に立ってる時が楽しすぎて、あっという間に時間が過ぎていきます。

髙橋:僕は毎回緊張してる。でも実は『ロミオとジュリアス』のロザラインとして1回舞台に上がったあとにシンドバッドに着替えるので。

ーーあの後ろ姿、髙橋くんだったんですね。

髙橋:はい。後ろ姿なのでお客さんとは目が合わないんですけど、一度お客さんの視線を味わうことでちょっと緊張が解けます。で、捌けたらまたすぐ緊張してきて。「ヤバいヤバい、きたきたきた」で、シンドバッドに入る感じです。

ーー視線を浴びる方が緊張は解けるんですか?

髙橋:袖から出た瞬間はもうバッと見られるので、「あ、見られてる」と緊張するんですけど、慣れてきたらだんだん乗ってきて、めっちゃ楽しくなってきます。

田中:自分も初日は緊張でガチガチになってて。でも最終日には緊張もありつつ、皆で「緊張も楽しんでやりきろう」と言って、お互いに感じ合ってできたかなと思います。

公演中のトラブルも連携プレーで回収できた(髙橋)

ーー公演中は特にトラブルもなかったですか?

髙橋:あっても回収できたかな。

ーーへえ、すごい。ちなみにどんなトラブルが?

髙橋:シェヘラザード(摂津士郎/津山晄士朗)の耳飾りが舞台上に落ちちゃって。それを回収しないといけない時に、僕、(小道具で)壺を持ってたんです。で、耳飾りを壺に入れて回収してそのまま捌けてから、シェヘラザードに渡しました。

田中:すごい、知らんかった。

ーー髙橋くんだけが気付いたんですか。

髙橋:こうちゃんが「ごめん、あそこに落ちてるわ」と言ってくれて、「じゃあ行けたら取るわ」と。ラップパートの中で物を拾う動作が多かったので、その時ゆうせいくんが耳飾りの近くに僕が拾う物を置いてくれて。だから一緒に回収できました。

ーー気を利かせた、息の合ったフォローで。

髙橋:連携プレーでしたね。

ーー定期公演とセミフィクション公演、どちらもやってみていかがですか?

田中:セミフィクション公演は自分に近い役を演じるので、やりやすい感じもあったんですけど、定期公演は『A3!』の劇中劇をやらせていただくということで、役を自分のものにするのが難しかったです。

髙橋:僕も定期公演の方が難しかったです。セミフィクションも難しいけど、定期公演はキャラクターがバシッと決まっているので、ちょっとした仕草で聞こえ方が変わるセリフもあって。たとえばラップパートはノリノリでラップするけど、途中のセリフはそのキャラクターの口調で喋らないとダメなので、しっかりと落ち着いてセリフを言った直後に楽しそうにラップして、またすぐセリフに戻るみたいな。こんがらがりそうになりました(笑)。でも頑張って乗り越えました。

ーー自分に近いキャラの方がやりやすいんですね。

髙橋:やりやすいです。シンドバッドはアリババ(明石田侑/明石侑成)に怒ることが多い役柄で、何回も「違う!」と言うので、その時は声のトーンを怒りめにしていますが、セミフィクションでは自分の声をそのまま出しています。

公演自体を皆さんへのクリスマスプレゼントに

ーー次はまたセミフィクション公演ですね。話せる範囲でどんな感じか教えてください。

田中:やっぱり定期公演との差は感じます。定期公演をやった後だからこそ、逆に自分を演じるのが難しいなと感じてる人もいたり、やりやすいと感じてる人もいたり。

ーー田中くんは?

田中:自分はどっちも難しいですね。

ーー稽古は順調に進んでますか?

田中:順調です。ライブパートも振り付けもガンガン進んでます。

ーーオリジナル曲の『ボクラカラー』も、回数を重ねていくごとに馴染んできましたか?

田中:もうノリノリですよね(笑)。

髙橋:定期公演では最後の撮影タイムの曲だったので、元気とノリで頑張るしかないとなって。汗だくで、口とか目に汗がめっちゃ入ったりしながら、気合いで目を開けて乗り切りました。

ーー次回はクリスマス時期ということで、どんな公演にしたいですか?

田中:自分たちがサンタになって、来てくださった方が「今まで生きてきた中で1番良いクリスマスやったな」と言ってもらえるぐらいの公演にしたいです。

髙橋:皆さんの人生の中の大事な1日なので、この公演自体をプレゼントでお渡ししたいです。

ーーでは最後に、神戸セラボでやりたいことや目標を教えてください。

髙橋:僕はAiiA 2.5 Theater Kobeを満員にして、テレビの音楽番組に出演して「ボクラカラー」を披露したいです。そして何でも歌えて、アクションもできる俳優になりたい。声変わりは絶対にいつか来ることなので、とにかく牛乳を飲んで身長を伸ばして、空手を頑張ります!

田中:自分は昔から歌手になりたくて、歌も長く続けてきました。12月2日に15歳になって、15歳の自分は色んなことにチャレンジすると決めたので、今やってる歌とダンスと芝居とフラメンコだけじゃなくて、もっと自分の得意なものを増やしていきたいなと思ってます。

次回は、塚木芭琉&津山晄士朗ペア

 

ーー次のリレー企画は塚木芭琉くんと津山晄士朗くんです。塚木くんはどんな方ですか?

田中:尊敬できる部分が本当に多いです。芝居の面でも身長でも。ハルくんがチームを支えてくれているというか、1番ちゃんと周りを見れる。すごく大人の印象ですけど、皆と一緒におちゃらける時もあったり。まだ舞台でそのハルくんの姿を見せられていないので、ぜひ見てもらいたいですね。

ーー津山くんはどうですか?

髙橋:ゆうまくんと一緒で何でもできるし、女性役までこなしちゃう。どうなってるんやろうと思います(笑)。

田中:こうちゃんもすごく可愛いけど、本当に何でもできるし、すごくしっかりしてる。尊敬できるところしかないです。

インタビューが始まった時は少し緊張していた髙橋と田中だが、次第にリラックスして自分たちの成長や夢を力強く語ってくれた。絵が得意でないと話していた2人だが、「ヤバいヤバい」と言いながら案外スラスラ筆を走らせ、ものの数分で完成。撮影も元気&ノリ良くカメラマンのリクエストに応えてくれていた。彼らの中で生まれた絆が、より強く結ばれていることがよく伝わってきたインタビューとなった。

神戸セーラーボーイズは12月22日(金)〜25日(月)まで、AiiA 2.5 Theater Kobeにて神戸セーラーボーイズ SF(セミフィクション)『Boys×Voice 312』を上演する。ゲストには山田ジェームス武と川上将大が登場。そして次回のリレー対談は塚木芭琉&津山晄士朗ペアの予定。ぜひお楽しみに!

取材・文=久保田瑛理 撮影=高村直希

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