サザンオールスターズ、27万人超が熱狂した「茅ヶ崎ライブ2023」を映像作品化
サザンオールスターズが9月27日・28日・30日、10月1日の4日間、神奈川・茅ヶ崎公園野球場にて開催し、会場および全国の映画館でのライブ・ビューイングにて27万人を超える観客が熱狂した「茅ヶ崎ライブ2023」を映像作品化。2024年3月20日にLive Blu-ray & DVDでリリースすることが決定した。
2013年以来10年ぶり、同名を冠したライブとしては2度目、ツアーの一環としての茅ヶ崎公演も含めると3度目の開催となった“故郷”茅ヶ崎での凱旋ライブ「茅ヶ崎ライブ」は、チケット先行受付の段階でキャパシティを大幅に超えるエントリーが殺到し即完売、各日18,000人を動員したことに加えて、多くのファンの要望に応える形で実施したライブ・ビューイングでは2日間で全国約20万人を動員。会場、劇場で合計27万人を超えるファンが熱狂に包まれた。
茅ヶ崎といえば、フロントマン・桑田佳祐の出身地であり、デビュー曲「勝手にシンドバッド」をはじめ様々な楽曲の歌詞にも度々登場する、サザンオールスターズ、そしてファンにとっての“聖地”だ。「茅ヶ崎ライブ」は2000年に初開催。当時、桑田がライブで「故郷の茅ヶ崎でライブをやりたい!」と発言したことをきっかけに、茅ヶ崎市民の有志が地元にサザンを呼ぶべく署名活動を行い、街全体とサザンが一丸となってライブの実現にこぎつけた。
そのような経緯もあり、伝説の野外ライブと言われている同会場でのライブは、2013年にデビュー35周年を迎えて開催した「SUPER SUMMER LIVE 2013「灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!」」での公演以来、10年ぶり3度目となり、4DAYSの開催は今回が初だった。
コロナ禍では、2020年6月25日と大晦日に“音楽人として今できることは、どんな状況でも音楽を届けること”という想いのもと、いち早く大規模での無観客配信ライブを実施。観客のいない横浜アリーナから、画面越しに、日本中に音楽と笑顔を届けたサザンオールスターズだが、耐え忍ぶ3年間を経て、サザン、ファンそれぞれが万感の思いを胸に、特別な地“茅ヶ崎”での念願の有観客&声出し解禁ライブ「茅ヶ崎ライブ2023」の開催日を迎えた。
序盤から出し惜しみなく次から次へと演奏される名曲の数々。「C調言葉に御用心」から始まったこのライブでは、「勝手にシンドバッド」「涙のキッス」「いとしのエリー」「真夏の果実」「LOVE AFFAIR〜秘密のデート〜」「希望の轍」「東京VICTORY」など大人気曲の数々に加えて、最新曲「盆ギリ恋歌」「歌えニッポンの空」まで時代を縦横無尽に旅するオール・タイム・ベストとも言えるセットリストを披露。過去最高のライブとしての呼び声も高く、ライブ開催期間はもちろん終幕してからもSNSやウェブはもちろん、新聞、ワイドショー、報道番組までもがこぞってこの話題を取り上げ、日本中が余韻に酔いしれるなど、まさに社会現象となった。
Blu-ray & DVD「茅ヶ崎ライブ2023」は、2023年夏の終わり、日本で一番アツい街だった茅ヶ崎での白熱のライブを特別編集し、サザンオールスターズからの「愛/Amore」と「感謝」を込めて全26曲余すところなく収録した永久保存版になる。完全生産限定盤には、本編と同じく“「茅ヶ崎ライブ2023」の魅力を余すことなく”堪能できるボーナスディスクとスペシャルブックが同梱されることが明らかになっているが、詳細は後日発表される。
さらに、12月30日にTOKYO FM系列でオンエアされる「桑田佳祐のやさしい夜遊び」で「茅ヶ崎ライブ2023」に関する新たな発表が用意されているとのこと。