1月4日(木)、YOSHIKIが能登半島地震による被災地の支援のため、自身が運営する米国非営利公益法人501(c)(3)「YOSHIKI FOUNDATION AMERICA」を通じて、1,000万円を日本赤十字社に寄付したことがわかった。
YOSHIKIコメント
年末にテレビ番組の出演がいくつかあったため日本に戻ってきていたのですが、報道を通じて地震の被害を目の当たりにしました。被災地で大変な思いをされている多くの方々の気持ちを思うと、とてもつらいです。いま自分にできることは何かと考え、寄付をさせていただきました。毎回支援を発表しているのは、少しでも支援の輪が広がってくれればと思っているからです。被災地の皆さんが一日でも早く元の生活に戻れることを心から願っています。
これまでにもYOSHIKIは、地震などの災害による被災地支援を幾度にもわたって行っており、1995年の阪神・淡路大震災では被災地の小中学校にピアノを寄贈。2009年には中国・四川大震災の被災地に楽器と音楽室を寄贈し、震災孤児となった子供たちをX JAPANのコンサートに招待した。
2011年の東日本大震災においては、継続的な支援を実施。震災発生後すぐに自身のクリスタルピアノをオークションにかけた収益金など合計1,300万以上を寄付したほか、2015年にはX JAPANの震災復興ライブの収益金2,800万円以上、2016年には自身のドラムセットをオークションにかけた収益金600万円以上を寄付。さらに、2016年の熊本地震の際に1,000万、2018年の北海道胆振東部地震の際に1,000万、2019年の房総半島台風の際に1,000万円、2019年の東日本台風の際に1,000万円の寄付を実施。また、2020年には被災から9年経つ東日本大震災の被災地支援のため、日本赤十字社へ改めて1,000万円の寄付を行っている。
直近では、2022年から2023年にかけウクライナおよび周辺諸国で増大している避難民のために、国際移住機関(IOM)へ3度にわたり合計3,000万円の支援を実施。コロナ禍となった2021年には、メンタルヘルス問題を抱える音楽クリエイターや業界関係者を支援するため、音楽チャリティ団体「MusiCares(R)」へ日本円にして1,000万円以上の寄付を行うなど、様々なチャリティ活動を行なっている。
このように、国内外において長期的な社会貢献活動を行ってきたことが高く評価され、YOSHIKIはForbes Asiaが選ぶ2019年の「最も優れた慈善家30人」に選出。2021年には「国立国際医療研究センター」に1,000万円を寄付するなどの支援を行なったこともあり、「紺綬褒章」を受章している。