松下洸平、アルバム「R&ME」を引っ提げた自身最大規模となる全国ツアーをスタート

松下洸平が、2023年12月13日にリリースした2年連続2枚目となるフルアルバム「R&ME」をを引っ提げた自身最大規模となる全国ツアー「KOUHEI MATSUSHITA LIVE TOUR 2024 〜R&ME〜」を、1月20日神奈川・相模女子大学グリーンホールよりスタートした。

開場時間をまわると、ステージ上のLEDにオープニングムービーが流れ、ライブはスタート。松下洸平作詞、Michael Kaneko作曲による「All Day Long」、前作の1stアルバム「POINT TO POINT」に収録され、ゴスペルライクなコーラスワークとクラップで多幸感が広がるポップナンバー「MUSIC WONDER」など、本人がルーツと語るR&Bをたっぷり感じる3曲を披露。瞬く間に会場を盛り上げると、「みなさんこんばんは松下洸平です！いよいよ始まりました、R&MEツアー！のっけから素敵なお声をいただきましてありがとうございます！みなさん、短い時間ですけどぜひ楽しんで行ってくださいね！ R&MEツアーということで、R&B色満載でお届けしようかなと思います。最後まで楽しんでいってください！」と語った。

その後、アルバム「R&ME」から2曲歌い上げた後、ライブはアコースティックコーナーに突入。1曲ごとに軽いトークも交えながら、ライブならではのアレンジで、本ツアーのバンマスで盟友でもあるカンノケンタロウと共に作り上げた楽曲「FLY&FLOW」など3曲を本編とは一味違った演出で披露した。

「みなさん楽しんでいますか？まだまだ盛り上がれる準備出来てますか？今日は初日なので、もっともっと歌いたいし、みんなともっともっと踊りたい！もっと声聞かせてください！」というMCで突入したライブ後半戦では、「Wake」「FLYFLY」など5曲を立て続けに披露。クラップやコール＆レスポンスで、観客も大いに盛り上がりを見せ、会場の熱気は最高潮を迎えた。

「コロナ真っ只中でデビューして、声出しが大丈夫なライブは今日が初めてなんです。これが当たり前じゃないことを僕は知っています。みんなが声を出せる状況になって、こうやってライブを楽しめるようになって本当によかったなと思います。コロナ禍に作った曲もあります。色々な、それぞれの時代を切り取った曲をたくさん作ってきました。
『ここはみんなと歌えたらいいな』と思いながら作った曲ばかりなので、今日こうしてみんなの声が聞けて本当に嬉しいです。どうもありがとうございます。
『歌っててよかったな』と思える瞬間は、やっぱり曲がみんなの元に届いて、一緒に共鳴できた時かなと思います。今日は最後にこの曲をお届けしてお別れしたいなと思います」と話すと、アルバム「R&ME」のリード曲「君を想う」をエモーショナルに歌い上げ、本編が終了。

観客からの歓声を受けて登場したアンコールでは、「ノンフィクション」など3曲を披露し、約2時間に及ぶ、全国ツアー初日となるこの日の公演は大盛況の中幕を閉じた。

本ツアーは、バンド編成（Gt/Ba/Dr/Key/Sax/Mnp）での演奏のほか、アコースティック編成での歌唱パートも用意。アルバム「R&ME」に収録の10曲全てをセットリストに組み込み、ライブならではのアレンジもが存分に堪能できるツアーとなっている。さらに、来場者全員に「FreFlow（フリフラ）」という無線制御型リストバンドライトを配布。無線で一斉に点灯するLEDライトシステム「フリフラ」による演出にも注目だ。