ヨーヨー・マ、アックス、カヴァコス 現代最強トリオによるベートーヴェン企画から最新録音が公開

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BEETHOVEN FOR THREE - 3rd Album - Cover

BEETHOVEN FOR THREE – 3rd Album – Cover

エマニュエル・アックス(ピアノ)、レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)、ヨーヨー・マ(チェロ)の現代最強トリオによる最新録音「ベートーヴェン:交響曲第4番第4楽章アレグロ・マ・ノン・トロッポ」(約7分)の配信が、2024年1月19日(金)スタートした。この曲は3月15日(金)に全曲配信予定の最新作『ベートーヴェン・フォー・スリー』に収録される。国内盤は3月20日(水)発売。 

本作は、エマニュエル・アックス(ピアノ)、レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)、ヨーヨー・マ(チェロ)がベートーヴェンの<交響曲>をピアノ三重奏曲編曲で演奏するプロジェクトの第3作目となる2023年8月の最新録音。交響曲第4番のピアノ・トリオ編曲はシャイ・ウォスネルが手掛けている。 

現代の音楽界でもっとも多忙をきわめる匠3人が初めてトリオとして共演したのは2014年タングルウッド音楽祭でブラームスを演奏したときに遡る。意気投合した3人はその後『ブラームス:ピアノ三重奏曲集』(2017)を録音、再び2021年タングルウッド音楽祭で共演した際にベートーヴェン:交響曲第2番のピアノ三重奏曲版を演奏した。それがきっかけとなり、ベートーヴェンの<交響曲>の世界をピアノ・トリオで演奏する録音プロジェクト『ベートーヴェン・フォー・スリー』をスタートさせることとなった。シリーズ1作目となる『交響曲第2番&第5番「運命」』を2022年3月、2022年11月には『交響曲第6番「田園」&ピアノ三重奏曲第3番』をリリースしこの第2作目は現在グラミー賞にノミネート中。20世紀に名匠アイザック・スターンと室内楽名盤を世に送り出したヨーヨー・マが21世紀に新たな盟友と創造するかつてない斬新なベートーヴェンの世界が今注目を集めている。 

アックス、カヴァコス、ヨーヨー・マの3人が【ベートーヴェン・フォー・スリー】企画について語った日本語字幕付きメイキング映像(約5分)も公開中だ。

Emanuel Ax, Leonidas Kavakos & Yo-Yo Ma – The Making of "Beethoven for Three"

「シンフォニーの演奏に参加できるという事はなんて素晴らしいんだろうと我々は感じているんです。録音というものが始まって以来、“あの人は室内楽奏者、オーケストラの楽団員、協奏曲を演奏する人、トランスクリプションをやる人、作曲をする人、指揮する人”といったようにそれぞれ重なり合うことなく別々のカテゴリーに分けてみられるようになってしまった。そのようなサイロ化された考え方は、創造や人々のコラボレーションを妨げるものです。だからこそ私たちは音楽の最初の原則、つまり一緒に何かをやりたいと思う友人とのシンプルな交流に立ち返ることが今の時代に本当に重要なことの一つだと思うのです。」とヨーヨー・マは本プロジェクトについてコメントしている(プレスリリースより)。

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