高城れに主演、舞台『最高の家出』の劇伴をceroの荒内佑が担当することが決定 劇中曲デモ音源&稽古シーンが特別公開

アーティスト

SPICE

パルコ・プロデュース2024 『最高の家出』

パルコ・プロデュース2024 『最高の家出』

2024年2月4日(日)より紀伊國屋ホールにて、パルコ・プロデュース 2024『最高の家出』が上演される。この度、「cero」のメンバー荒内佑が劇伴を担当することが決定。また、劇中曲デモ音源&稽古シーンが特別公開された。

2009年に劇団ロロを立ち上げ、古今東西のポップカルチャーをサンプリングしながら描く世界観が演劇ファンのみならず、ジャンルを超えて注目されている三浦直之。演劇表現の新たな地平を切り開いてきた三浦が、書き下ろし最新作にてパルコ・プロデュース公演に初登場し、演出も手掛ける。

主演を務めるのは、2023年に結成15周年を迎えたももいろクローバーZのメンバーで、今回単独での舞台初出演となる高城れに。共演には、祷キララ、東島京、尾上寛之、また劇団ロロからは板橋駿谷、亀島一徳、篠崎大悟、島田桃子、劇団ロロ常連の重岡漠が出演する。

今回、「cero」のメンバー荒内佑が劇伴を担当する。

「cero」は、メンバー3人それぞれが作曲、アレンジ、プロデュースを手がけ、声優の坂本真綾などに楽曲提供、Remixも行うなど、幅広く活動をしている東京発のポップバンド。以前、劇団ロロの公演アフタートークのゲストとして、高城晶平が参加するなど親交が深く、演出・三浦直之も「cero」のライブを観て「曲ごとの情景の立ち上がりや、ライブを通しての物語の浮かび上がり、いたく感動した」と、初のコラボが実現となった。
三浦の作り出す現実と虚構の”家出”が入り交じる不思議な世界観を、ceroの多くの楽曲で作曲も手掛ける荒内佑が音楽で盛り上げていく。

なお、荒内が演劇の劇伴を作曲するのは初めての挑戦となり、楽曲数は全5曲を予定している。

2/4(日)開幕!☆ 舞台『最高の家出』全力稽古中!

作曲: 荒内佑(cero) コメント

荒内佑(cero)

荒内佑(cero)

本作は様々な家出をモチーフにしつつ、「故郷の喪失」が物語の大きな基盤になっています。そして、故郷がどこでもない場所になってしまう、という経験を私たちは様々なレヴェルで日々しています。再開発によって、市町村の統廃合によって、震災によって、紛争によって、などです。全く今日的なテーマだと思います。ですが、解釈に溺れる前に、みなさんが客席で多く感受するのは舞台に溢れるユーモアだと想像します。ユーモアがこの物語の大きな駆動力になっている、といってもいいかもしれない。それが三浦さんのスタイルなのだと思います。音楽は、その一助になれていたら幸いです。

作・演出:三浦直之 コメント

三浦直之

三浦直之

前からceroの音楽のなかで演劇をつくるのは夢のひとつだったので、今回ceroの荒内さんが参加することが決まりサイコーに嬉しいです。歪さと可笑しさと懐かしさが入り交じる音楽を早く劇場で聴きたい! スーパーストレンジな音のなか、俳優たちが彷徨う姿を是非目撃しにきてください。

関連タグ

関連タグはありません