菅野よう子作編曲のアニメ「カウボーイビバップ」最終話ED曲「Blue」が25年ぶりに新バージョンとしてHondaのCMに起用
1月29日より放映される、本田技研工業(Honda)の新グローバル企業CM「MOVE篇」に、アニメ「カウボーイビバップ」最終話ED曲「Blue」が、25年ぶりに新バージョンとして起用されることが決定した。楽曲プロデュースを手がける菅野氏の熱望によって、TikTok発の10代女性アーティストMayaが歌唱を担当する。
CM楽曲は、1998年に放映され、世界中でカルト的な人気を博し、後にNetflix実写化にも発展したTVシリーズアニメ「カウボーイビバップ」の最終話ED曲であり、作曲家・音楽プロデューサーの菅野よう子氏が手がけた「Blue」だ。今回、Hondaのグローバルブランドスローガンを伝えるCMにあわせて、菅野よう子自身がプロデュースした25年ぶりの新バージョンが完成した。
新バージョンで歌唱を担当するのは、現在、米国に在住の新人アーティストMaya。2023年3月にTikTokに投稿したJust the Two of Usの弾き語り動画が380万回再生を記録し、世界中から注目を集める新しい才能だ。
菅野よう子が音楽プロデュースに際し、SNSの投稿動画を通じて知ったMayaの才能に着目し、その力強く、伸びやかな歌声が楽曲およびCMの世界観にも合致したことで歌唱起用が決定した。
菅野よう子 コメント
想像の翼で、乗り物という概念さえ飛び越えようというHondaのスローガンと、魂の自由を歌ったBlueという曲が、25年の時を超えて響き合うことを嬉しく思います。
Mayaさんは可能性の塊。青空に放たれれば、力強くどこまででも飛んで行くでしょう。
未来が楽しみです。
Maya コメント
Mayaです。私にとって新しい挑戦と変化の2023年が終わる頃、このような素敵なオファーをいただき心が高ぶりました。
菅野さんは初めてお会いした時から気さくに話しかけてくださり、本番のNYレコーディングも楽しくリラックスして臨めました。映像と自分の声が合わさったCMを初めて見た時の感動は忘れません。祖父母がずっと愛用しているHondaさんのCMに携われたのは夢のようです。世界中の皆さんに届きますように。
柳沢翔監督 コメント
家族を守りながらものすごい速さで走る。水面を切り裂いて海を渡る。街角から空へと舞い上がる。
モビリティを消したら人間がスーパーヒーローに見えた。
人はどこまで自由になれるのか。
そのすこし先の未来を予感させる作品が完成しました!
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