the Tiger
耳の早い音楽リスナーの間で注目を集めている4人組ロックバンド、the Tiger（ザ・タイガー）が、1stアルバム『Get Ready』を3月13日にリリースし、今作を携えツアーを開催することを発表した。
the Tigerは、若さに似つかわしくない本物のロックとソウルの匂い、天性のヴォーカリスト・りんの圧倒的な歌唱、そのライブパフォーマンスによって、ミュージシャンの間で、ライターやカメラマン等のクリエイターの間で、ライブハウスやレコードショップバイヤー、そして音楽業界関係者から絶賛の声が上がり、熱い視線が注がれている。
1stアルバム『Get Ready』は、バンドの一丸となったグルーヴ感と、高い集中力で一音一音を鳴らす演奏を最高の状態で収めるため、本作はオーセンティックなアナログマルチレコーディングを採用。すべての演奏と歌は全て一発録音、デジタルエディットの類は一切なしで制作された。そのエネルギー量、音のズ太さ、聴き手を捉えて離さないピュアで無垢なVoりんのシャウト。古典的な武器を抱えて2020年代に現れた“ロックのニューカマー最高峰”との呼び声も高いthe Tiger。
1stアルバム『Get Ready』のリリースに先駆けて、先行シングル「僕の街」を3月6日に配信。ツアー『the Tiger『Get Ready』発売記念Tour 2024』を3月13日（水）東京 高円寺JIROKICHIを皮切りに3月22日（金）大阪 難波Meleまで、全5公演を予定している。
ロックと言えども頭脳を駆使して構築的に曲を作るミュージシャンが増えるばかりの
2020年代において、どこまでも本能的なthe Tigerのやり方・あり方はむしろフレッシュで尊くすら思える。感じるままに歌い、感じるままに音を鳴らす。
「感じる」ことはできても、その純度を少しも薄めず外へと放つ力は誰もが持てるものではない。the Tigerはその力を持つことのできている稀有なライヴバンドだ。
しかも今度はライヴにおいての衝動や躍動をそのまま音源にしてみせた。
憧憬と真心と情熱の一発録音。熱い。実に熱い。（音楽ライター：内本順一)
