爆風スランプがデビュー40周年に再集結、ライブツアー開催&26年ぶりの新曲リリース「とにかく4人揃ったのが嬉しい」
1984年にデビューし、1999年より活動を休止していた爆風スランプが、今年デビュー40周年を迎えるにあたり、10月よりライブツアー「爆風スランプ~IKIGAI~デビュー40周年日中友好LIVE”あなたのIKIGAIナンデスカ?”」の開催と、26年ぶりとなる新曲をリリースすることが決定した。同時に活動休止後初めてとなる新アーティスト写真も公開された。
爆風スランプはサンプラザ中野くん(Vo)、パッパラー河合(G)、バーベQ和佐田(B)、ファンキー末吉(Dr)からなる4人組ロックバンド。1984年8月25日にアルバム「よい」、シングル「週刊東京『少女A』」の同時発売でメジャーデビュー。今や応援歌の定番となっている「Runner」や、日本武道館を舞台にした楽曲「大きな玉ねぎの下で~はるかなる想い」、最高視聴率30.4%を記録したテレビ番組“進め!電波少年”の中で誕生した「旅人よ~The Longest Journey~」など数々のヒット曲をリリースしたが1999年に活動休止を発表。以後その日限りの復活ということで2005年、2007年、2010年に爆風スランプとしてライブを行ったが、今回はライブツアーの開催と、1998年以来26年ぶりとなる新曲のリリースも決定した。
前回のライブから14年を経て発表された今回のツアーは10月31日と11月1日の愛知・名古屋E.L.L.を前夜祭としてスタートし、11月4日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター、11月17日に東京・LINE CUBE SHIBUYAで開催。兵庫と東京の公演にはファンキー末吉が中国でドラムを務める”中国で一番ツアーを回るバンド”BuYiが来日しライブに参加する。ボーカルを務めるサンプラザ中野くんは「デビュー40周年を記念してただ集まってライブをするだけじゃなくて、なにか意味を持たせられればと。中国からファンキー末吉と、彼が組んでいるバンドを呼んで、日本も中国も関係なく音楽を楽しんでもらいたいです」と話した。ツアーのチケットは3月8日12:00より先行予約受付を開始する。
26年ぶりとなる新曲は、まだ全容は明らかになってはいないものの、サンプラザ中野くんは「テーマはIKIGAI。今、日本語の”生きがい”という言葉がローマ字で”IKIGAI”となって世界でも注目され始めている。私もコロナ禍を経て、改めて”歌うことがIKIGAIだな”と感じました」、またドラムのファンキー末吉は「今回は今までの楽曲作りとはガラリと変えて、”メンバーの誰かが作曲した曲”ではなく、“みんなで作曲した曲”にしたい」と構想を話した。
活動休止後、久々に撮り下ろした新アーティスト写真は、1992年にリリースされたアルバム「アジポン」の時に撮影したアーティスト写真を再現。撮影に臨んだバーベQ和佐田は「とにかく4人揃ったのが心から嬉しいです」と話すと、パッパラー河合も「4人健康でいられるのは年齢的にも奇跡!ファンの皆さんも健康でいて、ぜひライブに来て欲しいです!」とファンに向けたメッセージも添えた。