辛島美登里、デビュー35周年記念アルバム「Coral」本日リリース 平野ノラから応援メッセージも
今年デビュー35周年を迎えたシンガーソングライターの辛島美登里が、10年ぶり通算16枚目となるオリジナル・アルバム「Coral」を、本日3月6日にリリースした。1989年にシングル「時間旅行」でデビューした辛島は、今年35周年にあたるアニバーサリー・イヤーを迎えている。これまでにも「サイレント・イヴ」や「愛すること」など数多くのヒット曲を世に送り出してきたが、アルバム「Coral」は自身の作詞・作曲作品に加えて槇原敬之の提供曲「Favorite Phrase」や、デビュー時以来の盟友である永井真理子とのデュエット曲も2曲収録されるなど、内容も話題も充実した作品となっている。
すでに配信がスタートしている槇原敬之の提供曲「Favorite Phrase」は今回のアルバム制作にあたり、以前から辛島が大好きだった槇原敬之に自ら楽曲制作を依頼した。また朋友である永井真理子とのデュエット曲は「Keep On “Keeping On”」と「シロツメクサ」の2曲。「Keep On “Keeping On”」は 1989年に辛島が永井真理子に提供した楽曲で、アルバム「Miracle Girl」に収録され、今回初めて2人のデュエット曲としてセルフ・カバーされている。「シロツメクサ」は今回のアルバム用に書き下ろした新曲で、同じく永井真理子とのデュエットで収録された。
さらに今作にはボーナス・トラックとして、デビューシングル「時間旅行」(1989年6月25日発売)のカップリング曲「最後の手紙」を初めてピアノ弾き語りのスタジオ・ライブ・ヴァージョンでセルフ・カバーしている。
辛島美登里は3月6日のアルバム発売に続いて、3月30日からはスペシャル・ゲストに永井真理子を迎えた全国ツアー「辛島美登里 35thConcertTour2024 〜Coral 35〜」を開催する。
そして4月24日にはアルバム「colorful」が初アナログ化される。このアルバムは冨田恵一プロデュース作品としてデビュー25周年にあたる2014年にリリースされ、名曲揃いの新・マスター・ピースとして高く評価されている作品である。全11曲収録であったオリジナルCDから8曲をセレクトし、曲順もアナログ用に変更された。いつ聴いても耳を奪われる大ヒット曲「サイレント・イヴ」のセルフ・カバー、アルバムに男性アーティストの声が初収録され話題となった中川晃教とのデュエット曲「つよく、つよく・・・」、斉藤由貴への提供曲で震災後各地で歌い絆いできた定番曲「手をつなごう」のリテイク等を含む内容となっており、新たにアナログ用にマスタリングされた音源と 12 インチサイズとなるジャケット写真と併せて、「colorful」の魅力が一味も二味も増している。
なお今回、以前からのファンを公言する平野ノラから応援メッセージが届いている。
平野ノラ メッセージ
辛島美登里さんへ
デビュー35 周年おめでとうございます!
私がはじめて辛島さんの楽曲を聴いたのは小6。
アルバム「GREEN」でした。
同級生の由美ちゃんのお世辞にもきれいとは言えない部屋のCDラジカセから辛島さんの透き通る歌声が神々しく聴こえてきて…
何て美しい歌声!このCDを然るべき場所でちゃんと聴かなきゃ!と由美ちゃんに頼んでその日にCDを借りて、胸をときめかせて聴き入った事を昨日の事のように覚えてます。
あれから30年以上経ち、聴き方がCDから携帯に変わっても、ずっと辛島さんの楽曲は変わらずに私の人生に寄り添ってくれています。
諦めきれない恋に終止符を打ってくれたり、時に”ネコの目”になる私を諭してもくれました(笑)かと思えば窓を開け風を入れ掃除するやる気もくれる!
懐かしく時に新しく、でも変わらない、品のある華やかさと意思の強さ、透き通る美しい歌声。
これから先も辛島美登里さんの曲からときめきと癒しと企みをいただきたいと思います。
ずっとずっとありがとうございます。