ビリー・アイリッシュ、映画『バービー』に書き下ろした楽曲「What Was I Made For?」で自身2度目のアカデミー賞歌曲賞を獲得
現地時間3月10日に開催された第96回アカデミー賞にて、ビリー・アイリッシュが、映画『バービー』のために書き下ろした楽曲「What Was I Made For?」で歌曲賞に輝いた。
また、「What Was I Made For?」は今年度の各アワードで高い評価を得ており、第81回ゴールデングローブ賞「最優秀オリジナル楽曲賞(映画部門)」、第66回グラミー賞で「年間最優秀楽曲」「最優秀映像作品楽曲」に続く受賞となる。
プレゼンターを務めたアリアナ・グランデから受賞を発表されステージに登壇したビリーは、「アカデミー賞、ありがとうございます。受賞するなど予想していなかったので、本当にラッキーだと思いますし、光栄です」とスピーチし、映画『バービー』の監督であるグレタ・ガーウィグを観客席から探し、「愛しています、このような機会を作ってくれて本当にありがとう。」と彼女へ感謝の思いを伝えた。
現在22歳のビリーは、第94回アカデミー賞でも映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のために書き下ろした楽曲「No Time to Die」でも歌曲賞を獲得しており、今回の受賞で同アワードに2度輝いた最年少アーティストとなった。
授賞式では「What I Was Made For?」の楽曲パフォーマンスも披露したビリーと兄フィニアス。映画『バービー』のワンシーンを連想させるような、鮮やかなピンクの照明でステージを照らし、オーケストラを携えたスペシャルなパフォーマンスで観客を沸かせた。