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逢田梨香子、AnimeJapan 2024でのアーティストデビュー5周年直前トークショーをレポート

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声優・アーティストとして活動する逢田梨香子のアーティストデビュー5周年直前トークショーが、2024年3月24日に、AnimeJapan 2024のDMM pictures/DMM TVブースにて行われた。

イベントがスタートし、まずは5周年を迎えた気持ちを聞かれた逢田は「アッという間でした。そのなかでも色々なこともありまして、(作品の)タイアップ曲も歌わせていただいたり、ライブを開催させていただいたり。盛りだくさんな5年だったと思います」と回顧。なかでもデビュー曲にあたる「ORDINARY LOVE」のデモテープをもらったときが印象深く、「これが逢田梨香子の1曲目なんだと感動した」「曲を聞いたとき、清楚だったのが嬉しかった」と言葉にした。

トークショーでは続いて、5周年の軌跡を振り返っていくことに。2019年6月にリリースした1st EP「Principal」について、「1枚目の作品だったので分からないことだらけで。どういう風に私が見られているのか、どういうジャンルが合っているのか、すべてが手探り。スタッフさん含めてみんなと一緒に模索しながら作った初々しい1枚だったと思います」とコメント。

また、逢田にとって最初のアニメタイアップ曲となったTVアニメ「川柳少女」エンディングテーマ「ORDINARY LOVE」については、「桜の似合いそうな、爽やかで繊細な女性らしい楽曲」と語り、「いちばん長く歌ってきて、笑顔も涙も詰まっている。思い出がいっぱいある」と続ける。その思い出のひとつが、世界最大級のアニメソングイベント「アニサマ」(Animelo Summer Live)。大舞台に一人で立つということに本番までは震えていたが、観客のみなさんがあたたかく、終わった後には達成感があったと振り返った。

2019年10月リリースの1st シングル「for…」は、TVアニメ「戦×恋(ヴァルラヴ)」オープニングテーマ。作品に合わせてカッコいい女性像を描いた楽曲で、逢田自身がロックやカッコいい曲が好きということで、歌えるのが嬉しかったという。

2021年2月リリースの2nd EP「フィクション」に収録された「Dream hopper」は、逢田がリコ役として出演したTVアニメ「装甲娘戦機」オープニングテーマ。サビ前で急にリズムが変わるなど、色々なところにワープしていくような楽曲で「これも挑戦だった」と逢田は語る。なお、シュールでポップな仕上がりのミュージック・ビデオは、実は雨の中で踊っていたという裏話も。実際の映像ではそう感じ取れないが、「寒かった……」と、思い出も交えながら当時を懐かしんでいた。

直近のアニメタイアップ曲としては、2023年9月リリースのミニアルバム「Act 2」に収録された「ハナウタとまわり道」が、TVアニメ「スキップとローファー」のエンディングテーマに採用されている。歌詞が主人公の岩倉美津未を連想しちゃうほど作品に寄り添った優しい楽曲と言葉にする逢田。一方でMVは、“MVのなかでMV撮影をしている”という面白いコンセプトに仕上がっているという。こちらは監督のアイデアで、「たまには身を委ねてアイデアをいただけたら、面白いものができるのでは」と思い、今作ではお任せで作品を彩ってもらったと明かした。

続いては、ライブについて振り返っていくことに。2020年に行った1stライブツアーはまだコロナ禍ということで、「思うようにいかないことがたくさんあった」と逢田は言葉にする。声出し解禁のライブを開催できたのも最近で、「改めてみなさんのありがたみを感じることが多くなりました」としみじみ。そんな逢田は「あまりライブで決めごとを作りたくない」という想いがあるという。その理由は、初めて来る方が雰囲気に馴染めないということをなくしたいから。逢田の想いをファンの方々も理解しており、「みなさんとの信頼関係があるから、そういうスタイルでできる。私が嫌がることをしない(笑)。ありがとうございます」と、笑顔で感謝の気持ちを伝えた。

トークショー終了の時間が近づいたところで、恒例のバースデーイベントが今年はバースデーライブとトークショーの2部構成になることを発表。開催日時は 8月8日の誕生日当日で、場所は東京・Zepp DiverCity(TOKYO)。

最後に逢田は、「5周年ということで、他にもみなさんに素敵なお知らせをできるように頑張っています。みなさんが驚くようなことも作っているので、楽しみに待っていただけたらと思います!」と力強く宣言にして、ステージを後にした。

©DMM music / Astro Voice

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