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『EIGHT BALL FESTIVAL 2024』2023.3.30(SAT)コンベックス岡山
今年で2回目となる『EIGHT BALL FESTIVAL 2024』が、コンベックス岡山の展示場を使用した屋内型フェスで、3月30日(土)・31日(日)の2日間にわたって開催中。SOLID STAGE、STRIPED STAGEと名付けられた2ステージ制で行われ、全23組のアーティストがラインナップし、両日即完売の大盛況となった。初日の3月30日(土)には、SOLID STAGEにウルフルズ、go!go!vanillas、10-FEET、PEOPLE 1、04 Limited Sazabys、My Hair is Bad。STRIPED STAGEに炙りなタウン、osage、SIX LOUNGE、bokula.、リーガルリリーが出演。岡山から音楽シーンを盛り上げるべく集まったアーティストとオーディエンスが作り上げる、岡山でのライブの模様を最速レポート!
『EIGHT BALL FESTIVAL 2024』go!go!vanillas
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開演時間ジャストにスクリーンに映し出されたオープニングムービーの時点で、場内の期待感は爆発寸前! 『EIGHT BALL FESTIVAL』の幕開けを飾ったのは、初出演となるgo!go!vanillasだ。1曲目の「平成ペイン」からフルドライブするロックンロールに乗せ、牧達弥(Vo.Gt)が「岡山~!」と満場のSOLID STAGEで気持ち良さそうに叫ぶ。
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長谷川プリティ敬祐(Ba)が「エイトボール! 最初からクライマックス、踊り倒そうぜ~!」といざなった「エマ」では、フロント3人が背中合わせでユニゾンのフレーズを弾くコンビネーションもバッチリ決めて、有言実行でぐんぐん熱量を上げていく。
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再び「もっともっといくぞ岡山!」とプリティがあおり突入した「デッドマンズチェイス」では、アンセムをぶち込み続けるバニラズの強烈なパフォーマンスに、トップバッターはこのバンドしかいないと早くも確信。怒濤の勢いで一気に駆け抜ける!
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ここで牧が、「岡山、調子どう?最高やけん(笑)。俺たちは今日が初めてです、よろしくお願いします! 今日から始まるこのイベント、思いっ切り楽しんでいこう」とあいさつし、新曲の「SHAKE」を披露。オアシス、クイーン、マイケル・ジャクソン、リアーナ、レディー・ガガ他、名だたるトップアーティストも使用する英国ロンドンの名門メトロポリス・スタジオでレコーディングされた、新境地のアーバンサウンドでじっくり聴かせていく。
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後半戦の「青いの。」では、牧が「次は君たちの声を聴かせてちょうだい。一緒に歌える?」と巨大なステージをゆっくりと横断し、ハンドマイクでアピール。柳沢進太郎(Gt)の奏でるエモーショナルなギターも何とも心地良い。
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そして、ジェットセイヤ(Dr)の繰り出すヘヴィなビートを合図に、「晴れの国、岡山。このままヴァイブス上げていける? 体力を残さないスタイルで楽しめるかい!? いこうぜ~!」と柳沢がアジテート。その極太のグルーヴにSOLID STAGEが揺れた「カウンターアクション」、牧が「この岡山をめちゃめちゃかき乱して帰ります!」とド派手な照明もろともぶち上げた「one shot kill」で、あっという間にフィナーレへ。初にして恐るべしライブモンスターぶりを見せつけたバニラズ、圧巻!
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取材・文=奥“ボウイ”昌史 撮影=藤井拓