THE YELLOW MONKEY、10枚目のオリジナルアルバム「Sparkle X」リリースを突如発表 「SHINE ON」「ソナタの暗闇」の同時配信も
4月3日に新曲「SHINE ON」をデジタルリリースすることをアナウンスしていたTHE YELLOW MONKEYが、「SHINE ON」のみならず、更なる新曲「ソナタの暗闇」をサプライズリリースし、10枚目、5年ぶりのオリジナルアルバム「Sparkle X」(スパークルエックス)のリリースを突如発表した。先日からSNSに現れたゴールドモンキーが、実はアルバム発表のカウントダウンとなっていた。
水面下で制作を進めており、時間をかけて完成した本作には「正真正銘のオリジナルアルバム」と言える、THE YELLOW MONKEYが、今やりたい音楽を詰め込んだ全11曲が収録されている。2024年1月1日にデジタルリリースした「ホテルニュートリノ」、そして4月27日に開催される東京ドーム公演のタイトルにもなっている「SHINE ON」。さらに本日新たに発表された「ソナタの暗闇」の計3曲がアルバムから先行して配信となり、新曲2曲は本日より聴くことができる。
THE YELLOW MONKEYは、長い解散時期を経て衝撃の再集結を遂げた後、2019年には19年ぶり9枚目のオリジナルアルバム「9999」をリリースし、日本を代表するロックバンドとしてのスタイルを確立してきた。あれから5年。このバンドが次に向かっていくことを表現したアルバムが完成した。
インディーアルバム「BUNCHD BIRTH」、メジャー1stアルバム「THE NIGHT SNAILS AND PLASTIC BOOGIE(夜行性のかたつむり達とプラスティックのブギー)」、2ndアルバム「EXPERIENCE MOVIE(未公開のエクスペリエンス・ムービー)」、3rdアルバム「jaguar hard pain 1944-1994」、4th Album「smile」、5th Album「FOUR SEASONS」、6th Album「SICKS」、7th Album「PUNCH DRUNKARD」、8th Album「8」、9th Album「9999」という数々のアルバムをリリースしてきたが、改めてこのアルバムを順に聴いてみても、未だ色褪せない作品ばかりだ。
10thアルバム「Sparkle X」は、今までのアルバムの集大成でもありながら、原点回帰とも言える作品に仕上がった。まさしく10枚目にふさわしい楽曲達が収録されている。
また、アルバムのジャケット写真も公開され、デザイナーの吉良進太郎氏は今回のデザインについて「いつの時代でも変わらない輝きをイメージして、4匹の猿に似た神様が祀られている、太古のものか未来のものかわからない普遍的なモチーフにしました。美しさ、やんちゃさ、壮大でもありちっぽけな世界観を交互にビリビリ感じさせてくれる楽曲に刺激を受け、それを具現化しました。それらを求めて冒険したメンバーのクリエイティブがここで集結した位置付けとなるアルバム。冒険の先で見つけた「得体の知れない輝く物」を堪能してもらいたいです!」と語る。
神々しく輝く4匹の猿。「Sparkle X」というタイトルからも、「SHINE ON」という1曲目に収録する曲名からも、THE YELLOW MONKEYがこの先の輝かしい未来へ、新たなTHE YELLOW MONKEY像を探し続けて向かっていくことを主張しているかのように見える。
CDは通常盤、初回生産限定盤の2形態でリリースする。全11曲を収録し、初回生産限定盤には、特典として、昨年12月28日に行われた無観客の東京・日本武道館と、3月に行われたファンミーティングイベント「SUPER BELIEVER.Meeting」東京・Zepp Hanedaのライブセッションの模様を収録する。また、金箔を施した豪華パッケージには、28ページのブックレットに加え、ゴールドステッカーも封入される。
なお、THE YELLOW MONKEYは、4月27日に東京・東京ドーム公演を開催する。THE YELLOW MONKEYがフルステージのパフォーマンスをするのは実に3年半ぶりとなる。