Dua Lipa
グラミー賞3回、BRIT賞7回の受賞歴を持つ、美と知性が交差するスタア、デュア・リパ(Dua Lipa)が、3作目のアルバム『Radical Optimism / ラジカル・オプティミズム』をリリースした。多幸感あるクラブソング「Houdini / フーディーニ」「Training Season / トレーニング・シーズン」、最新シングル「Illusion / イルージョン」を含む11曲が収録されている。
キャロライン・アイリン(Caroline Ailin)、ダニー・L・ハール(Danny L. Harle)、トバイアス・ジェッソ・Jr.(Tobias Jesso Jr.)、ケヴィン・パーカー(Kevin Parker)を中心に共同制作した本作は、ロンドンのエネルギーが注入され、90年代のブリットポップの生の感覚、ストレートで、自信、自由さを体現、音楽的に豊かで愚直なまでの率直さがあり、解放的なポップの世界にリスナーを誘う。
「このアルバムは私がまだパートナーがいない頃に書きました。その頃、私はいつも何かしら面白い話を持ってスタジオに入り、仲間とそれを語り、それが数々の曲にインスピレーションを与えていきました。それが過去の自分にはなかった抜け感と正直さを作品にもたらしました」と本人は作品について振り返る。
そして「今回の制作チームのバックグラウンドや仕事のやり方が良い具合に組み合わさり、友人としても音楽的にも皆と上手くかみ合ったのを感じました。制作していた部屋の中は、私は弱音を吐いても、自らの経験について自由に話しても、それを受け入れてくれる環境でした。そして各自の持つ音楽性がとても豊かで刺激的であったため、私もその一部になりたいという想いで作品を作りました」と付け加えた。
本作は、様々な音楽的ブレイクやミックスが散りばめられ、目を閉じて聴くと視覚的な世界が広がる"サイケデリックポップ "であり、Duaの自己発見からインスパイアされ、彼女がかつては直面することが不可能に思えた屈強の中でも、明晰さを手に入れることの純粋な喜びと幸福について語る、究極(Radical)の楽観的価値(Optimism)が描かれた作品となっている。