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川中美幸がゲスト出演中の『松竹新喜劇 喜劇発祥120年』開幕、初日劇場前挨拶のオフィシャルレポートが到着

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左から桃太郎、一蝶、川中美幸、扇治郎、天笑、いろは

左から桃太郎、一蝶、川中美幸、扇治郎、天笑、いろは (c)松竹

5月10日(金)に大阪松竹座にて『松竹新喜劇 喜劇発祥120年』が開幕し、初日には劇場前にてゲストの川中美幸と、松竹新喜劇の藤山扇治郎、渋谷天笑、曽我廼家一蝶、曽我廼家いろは、曽我廼家桃太郎の5名による挨拶が行われた。オフィシャルレポートが到着したので紹介する。


「幸助餅」 (c)松竹

「幸助餅」 (c)松竹

五月晴れの昨日、大阪松竹座にて『松竹新喜劇 喜劇発祥120年』がはじまりました。今回は、喜劇発祥120年の記念すべき年を祝い、「喜劇」の生みの親である曽我廼家五郎(筆名:一堺漁人)が著した「幸助餅」。そして松竹新喜劇結成の要となった曽我廼家十吾(筆名:茂林寺文福)、二代目・渋谷天外(筆名:舘直志)の合作による「村は祭りで大騒ぎ」を上演いたします。

初日開幕前に劇場前にて出演者がご挨拶を行い、昨年より劇団の中心になりました若手の 藤山扇治郎、渋谷天笑、曽我廼家一蝶、曽我廼家いろは、曽我廼家桃太郎そして大阪松竹座、並びに松竹新喜劇初登場で、喜劇発祥120年を彩るゲスト川中美幸が登場すると、観衆からはたくさんの歓声が―。

「幸助餅」 (c)松竹

「幸助餅」 (c)松竹

藤山扇治郎:今月5月は、祖父・藤山寛美の命日でございます。その月に公演できること、大変ありがたく思っております。また祖父が演じていた「幸助餅」の主人公、大黒屋の幸助を演じさせていただきます。精一杯つとめます。

渋谷天笑:3月15日に渋谷家に養子縁組いたしまして、本公演がはじめての天外さんとの親子公演でございます。ただ公演中に一切の絡みはございません(笑)! よろしくお願いいたします。

曽我廼家一蝶:曽我廼家五郎さんと十郎さんが喜劇というものをつくってから、本年はちょうど120年目の年でございます。松竹座の左側には、曽我廼家喜劇喜劇発祥之碑もございます。ぜひ後ほどご覧ください! 舞台もよろしくお願いします。

曽我廼家いろは:曽我廼家五郎さんと十郎さんのゆかりの作品を2本上演いたします。この公演に「曽我廼家いろは」として出演させていただけること、大変ありがたく思っております。ここにいるみなさま全員来てくださるんですよね?(笑) ありがとうございます!

曽我廼家桃太郎:今日は玄関を出て、晴天ぶりにびっくりしました! 公演初日に、おてんとうさまに心晴れやかしていただきました。そしてここに集まってくださった皆様の晴れやかなお顔から元気をいただきまして、千穐楽まで元気よく皆様に楽しんでいただけるよう頑張ってまいります。

「村は祭りで大騒ぎ」 (c)松竹

「村は祭りで大騒ぎ」 (c)松竹

川中美幸:私はお芝居が大好きで、これまでもいちファンとして「松竹新喜劇」をよく観劇しておりました。いずれは松竹新喜劇に出てみたいと思っており、昨年声に出したところ、言霊というのでしょうか。夢が叶って、今回出演させていただけることになりました。 歌も歌わせていただけることになっておりますので、ぜひお聞きいただきたいです。「幸助餅」はとても感動的な作品です。わたしが出演させていただく「村は祭りで大騒ぎ」は本当に楽しいお話でございます。色がまったく違う2本立て! ぜひご覧ください。  

「幸助餅」は、松竹新喜劇を代表するまげもの喜劇で、歌舞伎の骨法の中でできている人情喜劇です。物語は、相撲好きが高じて身代を潰した男と贔屓力士との人情の機微を描いた物語で、上方喜劇の醍醐味をお楽しみいただけます。「村は祭りで大騒ぎ」は娘の結婚をめぐり、本音と建前の間でゆれる母親の心情をユーモラスに綴った作品で、今回ゲストの川中美幸が母を演じます。最後には、娘の幸せを祈り、心を込めて歌います。

「村は祭りで大騒ぎ」 (c)松竹

「村は祭りで大騒ぎ」 (c)松竹

カーテンコールでは出演者一同が舞台に登場し、松竹新喜劇の劇団員とゲストの川中美幸が息の合った掛け合いを披露。川中美幸の持ち前のトーク力で劇場を笑いの渦に巻き込みました。また川中美幸が、「二輪草」や、新曲「人生日和」なども歌い、大盛り上がりで、初日の幕がおりました。

『松竹新喜劇 喜劇発祥120年』は5月19日(日)まで大阪松竹座にて上演中。

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