リサイクル素材を使ったレコード「Music for Resorts」リリースイベントを5/24二子玉川 蔦屋家電イベントスペースにて開催

日本、アメリカ、イギリス、メキシコ、カナダを拠点に活動する10組のアンビエント音楽家たちによるコンピレーション・アルバム「Music for Resorts」を、地球環境に配慮した素材のレコードで発売する。このコンピレーション・アルバムのレーベルで環境音楽のリスニングを提案しているKankyō Recordsでは、本作のリリースイベントを5月24日に東京・二子玉川 蔦屋家電イベントスペースにて開催する。入場料金は無料。

リリースイベント当日は、Kankyō Recordsのオーガナイズによるアンビエント・ライブを行い、1F音楽フロアでは今回リリースするリサイクル素材を使ったレコードの先行発売や、アロマがセットになった再生プラスティック素材のカセットテープも展示・発売する。本イベントの音響は、ベルリンの音響機器メーカー「ADAM Audio」の高品質モニタースピーカーを使用。なお、本作の利益はチャリティーとしてハワイ環境保全団体などに全額寄付される。

本作の製作は2023年に起こったハワイ・マウイ島山火事に端を発する。オーストラリアの大規模火災やハリケーン、大洪水や干ばつなど目を背けたくなる痛ましい災害はなくなることはない。これらの自然災害の間接的な要因とも言える気候変動、異常気象、そして大規模開発などによる有害廃棄物など、より広義の環境問題解決の一助となる為のチャリティーとして本コンピレーションはスタートした。

美しかった景色や場所が失われていく、この現状に改めて目を向ける為、テーマとして掲げたのは「リゾートの為の音楽」だ。誰もが心の中に持っているかけがえのない故郷の風景や自然は、誰かにとってのリゾートであり人々の心を豊かにする場所でもある。このまま何もしなければ無くなってしまうかもしれない、守らなければならない自然を想起させる音楽を作るため、日本、アメリカ、イギリス、メキシコ、カナダを拠点に活動する10組の音楽家たちに声をかけ、楽曲制作を依頼した。

このプロモーションを通じて、環境破壊やCO2削減を考えるメッセージを音楽を通じて世界に向け発信していく。