加藤和彦、タワレコ「NO MUSIC, NO LIFE.」ポスターに登場 新宿店限定の特別展「トノバンのミュージアム」開催も
タワーレコードの「NO MUSIC, NO LIFE.」意見広告シリーズ最新版に、加藤和彦が初登場。このポスターは、タワーレコードおよびTOWERmini全店で5月17日より順次掲示する。
日本のロック・ポップスの黎明期から時代を先取りした革新性や音楽性で、今なお世代を超えて多くの人々に影響を与えている不世出の音楽家、加藤和彦。彼の軌跡を追った初の音楽ドキュメンタリー映画『トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代』が完成し5月31日から公開になることに合わせNO MUSIC, NO LIFE.への出演が決定した。
伝説的なバンドやソロアーティストとしての活動で名曲・名作の数々を遺し、日本のポップミュージック史に多大な影響を及ぼしながらも、2009年に62歳の若さで亡くなった加藤和彦。今回のポスターは、映画のメインビジュアルで使用されている写真家・鋤田正義の写真を使用し制作された。鋤田正義の写真を使用したポスターは、2013年の寺山修司、2015年の忌野清志郎に続き3回目となる。
ポスターには、「難しい事もやってないし、主張もない、何か『目的がある』訳でもないし、ウケを狙ってもないし好きな事だけをやってるだけだ。でも、これだけは言える。『僕たちは自分と、音楽に、そして人生に忠実なだけ。そしてちょっぴり友を尊敬してるだけさ』」という、サディスティック・ミカ・バンドにとって最初で最後のオフィシャルブックである「サディスティック・ミカ・バンドオフィシャル・ブック・ボックスセット」の巻頭文「Dear an audience 加藤和彦」からの引用がメッセージとして刻まれている。
また映画公開に先駆け5月22日には、2枚組CD「The Works Of TONOBAN〜加藤和彦作品集〜」の発売が決定した。東京・タワーレコード新宿店では、これを記念し5月21日より「NO MUSIC, NO LIFE.」ポスター、映画告知ポスターや鑑賞券(ムビチケオンライン)が抽選で当たるキャンペーンを実施。さらに5月28日より店内特設会場にて加藤和彦に関する思い出の品を展示する。