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FRUITS ZIPPER、日本武道館公演が大盛況で終幕 グループ最多12都市13公演のホールツアー&日本武道館公演のBlu-ray&DVD発売決定

アーティスト

PHOTO:森好弘、ヨシモリユウナ、木下マリ

FRUITS ZIPPERが、グループ結成2周年を記念したライブ「FRUITS ZIPPER 2nd ANNIVERSARY 超めでたいライブ〜NEW KAWAII〜」を5月18日・19日に東京・日本武道館で2DAYS開催した。2日間とも前売りチケットは完売。360度を観客に囲まれたセンターステージ構成となっており、2日間で約24,000人のファンが集結した。

Overtureが流れ、ステージ中央に置かれた7色に照らされた半円ドームが割れると中からメンバーが登場し、全方向から大きな歓声があがる。「ここにいるみんなで今日一番のNEW KAWAII思い出を作りましょう」と櫻井優衣からの掛け声とともに、1stアルバムの表題曲でありライブタイトルにも入った楽曲「NEW KAWAII」がスタート。「うぇるかむとぅ〜ざ♡ふるっぱー!」「君の明るい未来を追いかけて」を続けて披露し、大熱狂に包まれながらライブが幕を開ける。

「今日は7人でのFRUITS ZIPPERの全てを出し切るのでよろしくお願いします!」と鎮西寿々歌が熱い意気込みを語ると、「BABY I LOVED」を初披露。甘い歌声でファンを魅了したかと思いきや、「We are Frontier」「Re→TRY & FLY」をジェットスモークや火柱が上がるなかでパワフルにパフォーマンスし、会場の熱気を一気に上げた。

MCではメンバーが全方向にいるファンに声出しを呼びかけ、会場全体が一体感に包まれる。続く「ふれふるサマー!」では昇降リフトに乗ってファンの近くまでメンバーがやって来てタオルを思いっきり振り回す。ファンとメンバーが一心同体となって作り出すステージは、一足早い夏の訪れを感じさせるようだった。この勢いのまま「ずっと、ずっと、ずっと!」「CO-個性」「完璧主義で☆」でさらに会場を盛り上げると、キラキラと輝くスカートが印象的な新衣装でメンバーがステージに立つ。この衣装は「NEW KAWAII」のプリセンス衣装と同じく相澤樹氏と齋藤ヒロスミ氏が手掛けたもので、これまでの衣装とはまた違う可愛さを持つ“NEW KAWAII”仕上がりとなっている。そんな新衣装でさらに輝いた7人は「ぴゅあいんざわーるど」「RADIO GALAXY」「Going!」「ハートのローラーコースター」を披露し、圧倒的存在感を見せつけた。

後半戦は「世界はキミからはじまる」「skyfeelan」「キミコイ」を東西南北にいるファン全員に対してキュートかつドラマチックに魅せると、TikTokで大人気の「ハピチョコ」、そしてブレイクのきっかけとなった「わたしの一番かわいいところ」をパフォーマンス。7色のライブテープが宙を舞い、メンバーと12,000人のファンが一緒に同じ振り付けを踊る。そんな多幸感あふれる空間のなか、「超めでたいソング ~こんなに幸せでいいのかな?~」でライブ本編は幕を閉じる。360度の観客席から放たれるペンライトのきらめき、そしてファンたちからの大きな声援と拍手は、この2年間を全力で駆け抜けたFRUITS ZIPPERを祝福するかのようであった。

本編が終わると休む暇なく客席からは大ボリュームのアンコールが巻き起こる。それに応えるようにメンバーたちがステージに上がると、身に覚えのある衣装とマイクスタンドにファンからは歓声があがった。人気YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」で5月1日に動画公開されるやいなや、2週間で再生数が370万を超えた「わたしの一番かわいいところ」。その撮影で着用していたスペシャル衣装で、歌う前の台詞から演出まで動画を再現したスペシャルな「わたしの一番かわいいところ」を披露した。

サプライズはこれだけでなく、さらに新曲「虹」を初パフォーマンス。この曲はデビューしてから日本武道館公演までの道のりを綴った楽曲で、時に悩み、それでも前を向いて突き進んだ彼女たちの想い、そしてアイドル以上のアイドルを目指す決意表明が込められており、その強い気持ちが歌声として日本武道館に響き渡った。

最後のMCではメンバーそれぞれがファンに向けて手紙を読む。長年の夢だったアイドルになり日本武道館に立った鎮西寿々歌は「今一番自分がしたいことをするって決めてから、私が見る世界は変わりました」と、キラキラと変化する日々を振り返った。また、小さい頃からアイドルが大好きだった月足天音は過去に自分がアイドルに向いていないのではないかと挫折してしまった過去を吐露。そんな最中でアイドルがやっぱり大好きなことに気づき、FRUITS ZIPPERと運命的に出会ったこと、そしてそんな自分を優しく見守ってくれたファンに対して「もう一度アイドルになろうと思って後悔した日は一度もありません」と感謝を述べた。さらに、櫻井優衣はファンだけでなく、メンバーたちの前に立ち「私を武道館に連れて来てくれてありがとう」とお礼する場面も。最後に真中まなが「みんなの誇りになれるようにもっともっと前に進んでいきます」と締め括った。

ラストには1曲目に行った「NEW KAWAII」を再度パフォーマンス。メンバーそれぞれのNEW KAWAIIと思うことを伝える特別Ver.を満面の笑みで披露し、大拍手に包まれながら2日間に渡る日本武道館公演を終えた。沢山のファンに“元気を与える”ことを目標に小さなライブハウスからスタートし、ついには日本武道館という大きなステージに立った7人。努力すれば夢は“実を結ぶ”ということをこの2日間で証明した。

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