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郷ひろみの全国ツアー「Initial G」スタート、デビュー52年目に世に送り出す「王道」という名の唯一無二のエンターテインメント

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いつの時代も「スーパースター」の名をほしいままにする唯一無二のエンターテイナー・郷ひろみのコンサートツアー「Hiromi Go Concert Tour 2024 Initial G」(全33公演)が千葉・松戸の森のホール21 大ホールからスタートした。

今年でレコードデビュー52年目を迎える郷ひろみ。50周年の節目を経て、2023年は再始動の意味も含め、新たな航海への旅立ちの年となった。そして52年目となる今年のコンサートは、27年に迎える、55(G0 G0)周年も見据えつつ、その航海の勢いをさらに加速し、新たなる進化を提示するショーを創り出している。

登場から、ノリの良いナンバーを立て続けに披露し、観客を総立ちにさせた郷ひろみは映画の「007(ダブルオーセブン)」を彷彿させる白のスーツにサングラス姿で登場。「今回のツアータイトルの「イニシャルG」は、僕のコードネーム。僕のミッションは、皆さんに誰でも知っているエンターテインメントをお届けすること」。そんな言葉からも裏付けられるように、今年のショーのテーマとなったのが「王道」というキーワード。

「誰もが楽しめる内容に」という郷の言葉の通り、世代や性別を超えて誰もが知っている新旧交えたヒットナンバーを軸にステージが構成されている。コンサートではおなじみの「GOLDFINGER ’99」や「2億4千万の瞳〜エキゾチック・ジャパン〜」といった曲もラインナップしている。ただ、そこには“懐かしさを振り返る”といった趣きは微塵も感じられない。今の時代と同期し、現代のトレンドを散りばめた、新たな解釈で楽曲を丁寧に紡いでいくことで鮮度を高め、誰も見たことのないエンターテイメントに昇華させている。

セットはセンターに大きな階段が用意されている他は、シンプルでスタイリッシュな印象。それが、ひとたび曲が始まると、プロジェクションマッピングやレーザー光線が楽曲の世界観に色を添える。郷が光を操るようなライトワークも新鮮だ。

また、後半には6月5日のリリースに先駆け、新曲「できるだけ、」も披露された。110枚目になるこの曲は、郷ひろみ自身が「今までにはない楽曲」と語るすべての人に寄り添う温かなコーラスナンバー。「できるだけ、」と立ち止まっている人にそっと寄り添い優しく背中を押すような歌詞が印象的なこの曲は、シンガーソングライターの堂島孝平氏が作詞を担当。郷自身も「がんばれ、という言葉を辛く感じる人がいる今の時代だからこそ、この言葉を大切にしたい」と、レコーディングでも特にこの言葉を大切に歌っていたという。

そんなエピソードを持つこの曲は、動画撮影がOKとなったので、SNSで目にした人も多いかもしれない。

また、郷ひろみのコンサートでは恒例となっているバンドメンバーとのダンスコーナーもさらなるバージョンアップが加えられた。

圧倒的な歌声と、キレのいいパフォーマンスと、遊び心あふれるイベントと。最上級のエンターテインメントをギュッと凝縮したまさに大人のワンダーランドともいうべきステージに、誰もが酔いしれたツアー初日のコンサート。52年目を迎え、なお進化を遂げ続ける郷ひろみの快進撃はここからスタートする。

なお、「できるだけ、」を初披露に際し、作詞の堂島孝平からもコメントが届いている。

堂島孝平 コメント

作詞をご依頼いただいた時には驚きましたが、国民的な歌手である郷さんの歌を作れることは大変に光栄で嬉しかったです。
出来上がった曲を聴き、その歌唱から満ち溢れるエナジーを感じて、自分自身が励まされるようでした。
「寄り添うこと・温もりのあること」をテーマに作詞をしましたが、郷さんの歌声はまさに光そのもので、この薄暗い世界をきっと照らしてくれると思っています。

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