THE YELLOW MONKEY
本日5月29日(水)にTHE YELLOW MONKEYの通算10作目となるニューアルバム『Sparkle X』がリリースされた。
今作は各所より評判が高く、バンドの原点回帰とも言える11曲収録のアルバムとなっている。そのアルバムの収録曲から「罠」のミュージックビデオが公開となった。
本楽曲「罠」は、THE YELLOW MONKEYらしい疾走感のあるロックナンバーで、ミュージックビデオは「死神達の悪戯」がコンセプト。ボードゲームを囲んで実際にメンバー4人がゲームをする姿は、まるで映画のワンシーンのようだ。楽曲の勢いを表現するメンバーソロの演奏シーンも注目だ。
このボードゲーム自体や、映像に映されている美術品は、これまでのTHE YELLOW MONKEYの楽曲や「罠」の歌詞から着想を得たもので、ミュージックビデオのためにオリジナルで作られた。ボードゲームを動かす4体の猿のコマも、このミュージックビデオのために作られたアイテムだという。
ゲームの中で、罠にはめられても希望を捨てないバンドの姿、また死神達の遊びに屈しないTHE YELLOW MONKEYの姿を描きたいと、監督の今原電気氏は企画を構想していったといい、「悪戯な死神達と何度も蘇る魂。視聴者の皆さんがそれぞれにこのビデオのメッセージを考え、受け取ってくれたら嬉しい」と語っている。
何度も繰り返し見たくなる映像作品に仕上がっており、細部に渡るアイテムの拘りにもぜひ注目してほしい。
なお、10月15日の神奈川県民ホールを皮切りに、来年(2025年)4月まで全国を巡る30本のホールツアーを発表し、ツアーファイナルはバンドにとって聖地の一つでもあるNHKホールで締めくくる。