大滝詠一「夏のペーパーバック」をマンガ家・雲田はるこが1枚の絵に描く動画公開
マンガ家・イラストレーター・アニメーターなど絵のプロフェッショナルたちが、お気に入りの1曲を1枚のイラストに描き出す様子を、その楽曲とともにお届けするYouTubeチャンネル「EGAKU -draw the song-」に雲田はるこが登場。大滝詠一の「夏のペーパーバック」を描いた動画が本日公開された。
雲田はるこは、手塚治虫文化賞など数々の賞を受賞し実写ドラマ化とアニメ化が話題を呼んだ大ヒット作「昭和元禄落語心中」や、BL人気作「いとしの猫っ毛」などで知られるマンガ家。イラストに描いたどこか切ない夏の夕暮れを、40年の時を経てもなお色褪せない大滝詠一の楽曲とともに動画で楽しもう。
また、昨年11月に東京で開催された「EGAKU -draw the song-」展(EGAKU展)が大幅にスケールアップして今年6月29日~8月25日まで秋田県横手市増田まんが美術館にて巡回展開催が決定。東京のEGAKU展に参加した作家のイラストはもちろん、マンガ家・雲田はることイラストレーター・はむねずこのイラストの追加展示も予定されている。
雲田はるこ コメント
夏の絵を描きたくて、今回はこの曲を選んでみました。松本隆さんの詩の中の、夏の夕暮れのたった数分間。余韻のある物語を表現できたらと願いを込めて描きました。
大滝詠一さんの「EACH TIME」は今年、発売から40周年だそうです。(記念盤も出ていますね。)40年経っても鮮やかさが色褪せない悠久の名盤です。私も、そういう大滝さんの楽曲のような漫画を描きたいと願い、彼の音楽を折々で聴きながら仕事をしています。ハァヨイヨイ。