『STAR ISLAND 2024』
5月11日(土)に地行ももち特設会場にて、6月1日(土)にお台場海浜公園にて5年ぶりに日本で開催された『STAR ISLAND 2024』のオフィシャルレポートが到着したので紹介する。なお両会場とも、雨天で2日目は中止となった。
■日本の伝統文化を未来へ 2017 年から挑戦を続ける STARISLAND の新境地
コロナ前に『クールジャパン・マッチング アワード 2017』にて審査員特別賞を受賞し、2023年まで世界各国で1,500 万人以上を熱狂させてきた『STAR ISLAND』 。日本を代表する伝統文化である花火を新しいカタチで次世代に継承しようと、世界ツアーを経てコロナ後の日本でアップグレード。5年ぶりの国内開催となった今年は、東京2日間で24,000発、福岡2日間で26,000発の合計50,000発の大規模な花火で夜空を彩る挑戦となった。また、「LIFE IS A JOURNEY」のコンセプトやストーリーに合わせて1,000機のドローン、炎や水をテーマとしたパフォーマンス、3Dサウンド、レーザーなどが融合し作り出す過去最大級のショーエンターテインメントとなり、観覧した来場者からは「感動して口が塞がらない」、「これまでに観たことのない花火で驚いた」との声が上がるなど、アップデートし続けてきた世界レベルの演出で来場者を圧巻する公演となった。
■東京、福岡の2拠点開催 SNSでは総再生回数400万回を突破
福岡での公演は、彩りにあふれたアートのまちを目指して、暮らしの中で身近にアートへ触れる機会を増やしていくことを目指す福岡市や経済産業省など行政の後援や地元福岡での経済活動を担う関連企業と連携を図り実現した初の地方開催となり、大盛況で公演を終えた。東京での公演は、お台場という絶好のロケーションと『STAR ISLAND』の演出が組み合わさり、日本を代表するエンターテインメントショーとして世界へ日本の魅力をアピールするイベントにもなった。
開催当日、会場の入り口となる「STAR GATE」をくぐると、事業浜やお台場の美しい景観と『STARISLAND』の世界が融合した非日常空間が出現し、参加者を出迎えます。ショー開演前から、ホスピタリティーパフォーマーやDJブース、地元フードで来場者も賑わい、開演後は『STAR ISLAND』の魅力でもある花火やドローンと様々なテクノロジーが融合した演出で会場を沸かせた。
また、情報解禁からの3ヶ月間でInstagramの総再生回数は400万回を突破し、著名人も数多く投稿するなど、オンライン上での賑わいも醸成。まさに新しい時代にもマッチするオンラインとオフラインの両方で盛り上がりを見せながら、日本伝統文化の継承を図る大規模なイベントとなった。
■『STAR ISLAND 2024』イベント当日の様子
<会場前から「STAR ISLAND」の非日常を楽しむ人であふれる会場>
『STAR ISLAND 2024』
『STAR ISLAND 2024』
老若男女どの層でも楽しむことができる『STAR ISLAND』、ボールプールを完備したキッズエリアでは、お子様連れのお客様が楽しむ姿が見られたほか、フードブースでは花火開始前に焼きそばやリンゴ飴等、フェスティバルらしい屋台グルメを楽しむ人でいっぱいに。花火本番前から会場は大きな賑わいを見せた。
『STAR ISLAND 2024』
『STAR ISLAND 2024』
また、『STAR ISLAND』の醍醐味は、様々なタイプのシートの中から自らが選んだシートで鑑賞ができること。会場ではスペシャルディナーを食べながら鑑賞できる「LIMITED STAR SEAT -DINNER-」や、友人や恋人と一緒のブースで楽しむことができる「STAR PREMIUM PAIR」が用意され、来場者は事前に購入した思い思いの場所で鑑賞の準備を進める。開演前からも熱気に包まれる会場では、日の入り時間に迫るとともに、開催地ならではのサンセット景色も楽しむことができ、期待と興奮に包まれた独特な緊張感に包まれていた。
<過去最大級のショーパフォーマンス 12,000発の花火、1,000機ものドローンが共演しお台場を興奮の渦に>
19時15分からは花火本編がスタート。開始アナウンスに盛り上がりをみせる会場の上空に、1,000機のドローンが出現し次々と形を変えていく。3Dサウンドとレーザー、そして一糸乱れぬパフォーマンスを披露するドローンに会場のボルテージが最高潮に達した瞬間、海岸に大きな花火が打ちあがり過去最大級のショーエンターテインメントとなる『STAR ISLAND 2024』の幕は上がった。
『STAR ISLAND 2024』
『STAR ISLAND 2024』
東京開催では、日本を代表する「丸玉屋小勝煙火店」「マルゴー」「紅屋青木煙火店」の3つの花火チームが集結し、合計12,000発の花火が会場を彩る。シンガポール、サウジアラビア、バンコク、台湾、マカオなど、海外でも多くの場所で人々を魅了する、ド迫力の花火を前に思わず見惚れる参加の方々。また、そんな花火たちと、『STAR ISLAND』の過去最大規模となる1,000機のドローンが見事なコラボレーションを披露。様々な形に姿を変えるドローンと、次々と打ちあがる美しい花火の数々に、会場からは感嘆の声が上がった。
『STAR ISLAND 2024』
『STAR ISLAND 2024』
さらに花火と呼応して会場を盛り上げるのは、会場の雰囲気と臨場感を演出する3Dサウンドと、レーザー。花火やドローンと完全シンクロし、非日常的空間を演出。また、地上では、『STAR ISLAND』の住人であるパフォーマーが炎や光を使用したパフォーマンスを披露。またお台場の海には水上バイクとフライボートが出現し、陸海空が融合する圧巻のパフォーマンスを披露。客席の近くで行われる演出にお客様にも笑顔が見られた。
『STAR ISLAND 2024』
『STAR ISLAND 2024』
今年は「LIFE IS A JOURNEY」をコンセプトに、ストーリーが展開され、フィナーレが近づくにつれて勢いを増すパフォーマンスに思わず息をのむ会場の人々。約1時間35分に及ぶ壮大なパフォーマンスショーとなった。
■総合演出 小橋賢児からのコメント
『STAR ISLAND』はこれまで、国内外で1,500万人以上に体験していただいて、特にシンガポールのカウントダウンでは世界中の人たちに見ていただきました。海外公演を経て5年ぶりに日本へ凱旋し、世界の人たちも楽しんでいただける日本発ショーエンターテインメントの世界観を味わって欲しいなと思い開催しました。
『STAR ISLAND』の魅力は、日本の素晴らしい伝統の花火が5万発※も上がり、3Dサウンドと音楽が完全にシンクロする。そこに1,000機のドローンショーと、陸海空のパフォーマーが加わって呼応していく。壮大なストーリーを用いたエンターテインメントショーなので、いろんな角度で楽しんでいただける点だと考えています。
※福岡・東京両公演は、荒天の為1日のみの開催となり、合計25,000発の花火となっている。