高橋幸宏、旧EMIより発表したソロ作と公式ベストを本日一斉配信
サディスティック・ミカ・バンドやYMOのメンバーとしてのキャリアのみならず、シンガーソングライター、ドラマー、音楽プロデューサー、ファッション・デザイナー、そして文筆家でもあった高橋幸宏がEMI(現ユニバーサル ミュージック)より発表したソロ・アルバム14作品と、そこからセレクトされた公式ベスト盤の合計15作が、6月6日の誕生日に一斉デジタル解禁された。
音源は全曲を高橋幸宏が2014年に結成したMETAFIVEのメンバーでもある砂原良徳氏がリマスターを行い、2023年12月より発売されている紙ジャケット仕様のSHM-CDのデータが使用されている。またベスト盤の選曲は1981年に結成したユニットTHE BEATNIKSでのパートナーであり、EMI時代、作詞家としても高橋の作品の多くを手がけた鈴木慶一が担当。2023年11月にSHM-CD「THE BEST OF YUKIHIRO TAKAHASHI [EMI YEARS 1988-2013]」としてリリースされた内容となっている。
さらに高橋幸宏の誕生日である本日から東京・代官山では高橋幸宏の展覧会「YUKIHIRO TAKAHASHI COLLECTION Everyday Life」が開催される。高橋幸宏は自身のアーティスト活動の中で、ソロ作品をはじめ、グループ、ユニットなど、リリースした100に届く作品がある。まさに日本を代表するアーティストであり、ティーンエイジャーの時代からプロとして内外を問わず数え切れないほどのレコーディングやライブで手腕を発揮したドラマーとしても高い評価を集め、またプロデューサーとしても多くの作品を残した。
この展覧会ではそれらの業績を網羅的に振り返りながら、一方、自身のブランドも持つファッショニスタとしての一面や、釣り師の顔など、多角的で魅力的な人物像に迫る内容となっており、72回目の誕生日である本日6月6日から6月9日まで、東京・代官山ヒルサイドテラスを舞台にトークライブなどを含めて開催される。