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星野源のオールナイトニッポン、「令和6年能登半島地震」翌日の放送が第50回放送文化基金賞ラジオ部門で奨励賞受賞

アーティスト

星野源のオールナイトニッポン

第50回放送文化基金賞のラジオ部門で、1月2日に放送された「星野源のオールナイトニッポン」が奨励賞を受賞した。元日に日本を襲った「令和6年能登半島地震」。その翌日1月2日の25:00からの「星野源のオールナイトニッポン」は、年末に収録したものをオンエアする予定だったが、パーソナリティである星野源の提案で急遽生放送に変更。星野源、そして番組スタッフ全員が有楽町・ニッポン放送のスタジオに集結して、「いつも通り」の放送を全国に届けるべく、いつものようにリスナーからのメールを読み、寄せられたリクエストに応え、くだらない話も交えながら、被災地で聴いている方々に寄り添いながら番組を届けた。

「一緒に不安になりましょう。きょうは一緒に時間を過ごすというのが目的だと思います」と語りかけた星野源。自身の楽曲「光の跡」の話では、金沢に行ったことがこの曲にものすごく影響を与えているというエピソードとともに「少しでも何か伝わっていたらうれしい」とその曲をオンエア。リスナーと“思いを共にする”2時間を届けた。

放送文化基金賞は、公益財団法人 放送文化基金により、優れたテレビ、ラジオ番組や個人・グループに毎年贈られる賞で、「第50回放送文化基金賞」は2023年4月〜2024年3月の期間内に放送された番組が対象。ニッポン放送の番組が放送文化基金賞を受賞するのは4年連続となる。

選考理由

ラジオの同時性と広域性という特徴を見事に生かした。その理性と配慮によって、星野源たちの力は、その場にいない聞き手たちを、あの時間に思わず惹きつけていく魅力をもって、迫ってくる。