エミネム、故郷の米デトロイトで新曲「Houdini」をサプライズ・パフォーマンス 皮肉満載の歌詞が話題の和訳動画も公開
エミネムが故郷、アメリカ・デトロイトで、最新シングル「Houdini」を含む4曲をサプライズ・パフォーマンスした。今回エミネムが、サプライズで登場したのは、1988年に閉鎖された以降巨大廃墟となっていたミシガン・セントラル駅のグランド・リニューアル・オープンを記念したコンサートで、エミネムは、デトロイト交響楽団の演奏をバックに、新曲「Houdini」を初披露。その他にも、「Sing For The Moment」「Welcome 2 Detroit」「Not Afraid」をパフォーマンスし、終演には「デトロイト、愛してるぜ!!」と故郷への愛を叫んだ。
このイベントには、ダイアナ・ロス、ジャック・ホワイト、ビッグ・ショーンがヘッドライナーとして名を連ね、その他にも豪華アーティストらが多数出演し、エミネムは長年のマネージャーであるポール・ローゼンバーグと共にエグゼクティブ・プロデューサーを務めた。
また、公開から早くも6,000万回再生を突破し話題を集めている同楽曲のミュージック・ビデオでは、伝説のドクター・ドレーほか豪華ゲスト陣と共に、自身の大ヒット曲「Without Me」や「The Real Slim Shady」などの過去作品へのセルフ・オマージュを捧げ、現在51歳のエミネムが新生“ラップ・ボーイ”として昔の自分“スリム・シェイディ”と戦う姿をコミカルに演出。公開から1週間以上たった現在もなおYouTube世界人気トレンド1位のビデオとなっており、エミネムがデビュー当時から得意とする、皮肉に満ちた歌詞の内容も大きな注目を浴びている。より楽曲への理解が深まる和訳動画も公開中だ。
さらに、エミネムは「家でマネするのはやめとけ。俺は自分でスタントすんだぜ」とコメントし、同MVの撮影舞台裏映像を自身のSNSに投稿している。