SUPER☆GiRLS、全国4都市を巡るライブハウスツアー開幕 新制服衣装で、最新曲のカップリング曲も初披露
アイドルグループのSUPER☆GiRLSが9日、埼玉・HEAVEN’S ROCK 熊谷 VJ-1にて、14周年ライブハウスツアー「SUPER☆GiRLSライブハウスツアー2024 ~200%の恋とかどうです?~/~とびきりスパガは夏っぽい~」を開催し、全国4都市8公演を回るライブツアーの初日を盛大に盛り上げた。
今ツアーでは、1部では「200%の恋とかどうです?」、2部で「とびきりスパガは夏っぽい」と、サブタイトルが付けられ、各部でセットリストを大幅に変えた公演内容とのこと。
ライブハウスツアーの開幕を飾ったのは、来月リリースされる最新シングル「とびきりだれより夏っぽいこと」。初の単独センターを務める6期生の柏綾菜を中心に、爽やかで、且つ甘酸っぱい歌詞とメロディー、観客1人1人に対して手を振るようなキャッチーな振り付けも特徴的で、初見から痛烈な印象を残す。1曲目から、圧巻のパフォーマンスに会場のボルテージは急上昇となった。
本公演で、新制服衣装も初お披露目。清楚で締まった印象のグレーのチェック柄と、ホワイトのパフスリーブがスタイリッシュ。そこに、襟元の大きなネイビー色のリボンがキュートさを演出している。
7代目リーダーの竹内ななみが「1部では、恋セトリを持ってきました!」と、自信満々の様子で呼びかけた通り、「恋愛マニフェスト」「恋愛ルール」など、スパガが誇る甘い恋を表現した楽曲を序盤から怒涛に披露。それぞれの声色の良さを活かした安定感のある歌声と、ダイナミックで豊富な表現力を持ったダンスは、群雄割拠のアイドル界でも抜きん出ている。
本公演では、最新シングル「とび夏」のカップリング曲「今、空は何色だろうか?」が初披露となった。この楽曲は、グループの中でもお姉さんメンバー、4期生の坂林佳奈と門林有羽がダブルセンターを務め、OGで1期生の渡邉ひかるが振り付けを行った。初披露前のMCで、門林は、「青ざめそう(笑)」と、緊張の様子を吐露したが、それに対して坂林は、「大丈夫!めっちゃ練習したもん。みんなで!」と鼓舞。本楽曲では、これまでのスパガの軌跡を辿っていくかのように、過去のスパガの楽曲振り付けの要素が散りばめられており、エモーショナルな仕上がりになっている。
坂林は「私か門林、どっちかが卒業するんじゃない?みたいな気持ちが、ファンの皆さんからすごく伝わってきまして(笑)」と、苦笑いしながらも、「安心してください。卒業しません!(笑)」と力強く回答し、会場からは、「おおー!!」と、大歓声と拍手が響き渡った。
また、竹内が「4都市ツアー回るじゃないですか?なので、ご当地の胸キュン台詞を伝授しようの会をしたいんですけど、埼玉代表大丈夫ですか?(笑)」と、ニヤリとしながら振ると、埼玉出身の6期生柏が「あやちん、今夜1人じゃさむしいけ」と、困り顔で話すと、埼玉で育った鎌田が「それだったら私と付き合ってくんねえけ?」と返し、埼玉弁の胸キュン台詞を披露。グループ最年少の羽渕花恋と、リーダーの竹内が無茶ぶりで披露させられる流れもあり、会場は温かい雰囲気に包まれた。
その後、坂林が「ラストブロックに入りますけれども、まだまだ盛り上がっていきますか!めちゃめちゃ声出してくれますか!」と、叫ぶと、「おー!!」と、怒号のようなレスポンスが贈られ、ここからはスパガの独壇場。新旧織り交ぜたセットリストを展開し、会場の熱気は最高潮に。ファンとメンバーが一体となったライブハウスツアーの開幕は、大盛況で幕を閉じた。
SUPER☆GiRLSは、今週末に大阪・愛知とツアーを巡っていく。今月30日の東京・duo MUSIC EXCHANGEでの千秋楽まで1公演1公演、どのような進化を遂げていくのか。一足早い“夏スパガ”を感じられる本ツアーに、より一層の期待が高まっている。