デフ・レパード、トム・モレロをフィーチャーしたシングル「ジャスト・ライク・73」を配信リリース&日本限定CDの発売も
デフ・レパードが、トム・モレロが参加したニュー・シングル「ジャスト・ライク・73」をデジタル配信でリリースした。また、8月2日には日本のみ限定でCDがリリースされることも決定。さらに、輸入盤のみ7インチのアナログ盤シングルを発売予定で、UNIVERSAL MUSIC STORE限定の特別版カラー・ヴァイナルと、通常盤ブラック・ヴァイナルの2種類が発売される。
「ジャスト・ライク・73」は、6月13日の朝にBBCのラジオ2で“Global Exclusive(国際的特ダネ)”として世界初公開されたことも話題となっている。同曲は、ロック界を代表する大物グループと、伝説的ギタリスト/革新的ミュージシャン/レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンおよびオーディオスレイヴの創設メンバーであるトム・モレロが初のコラボレーションを果たした記念すべき1曲。
デフ・レパードらしいリズムを中心に進んでいく同曲では、スタジアムにぴったりの力強いビートや、厚みのあるギター・リフ、“一緒にロックを楽しもう、73年のあのころみたいに(Rock with me, just like 73!)”という印象的なチャントなどが演奏を盛り上げる。だが後半に入ると、聴く者を圧倒する合唱に代わり、トム・モレロ特有の激しいギター・ソロが鳴り響く。そしてトム・モレロはトレモロ・アームを駆使した唯一無二の演奏を披露しながら、最後のフックを迎えるのである。
両者のコラボが実現したこの楽曲について、ジョー・エリオットは「この曲には、俺たちのDNAに深く刻まれている一時代の空気感が凝縮されている。輝かしく、かけがえのないあの時代を賛美したかったんだ」を話している。
「1972年か1973年ごろにテレビでデヴィッド・ボウイを見たとき、俺の知ったつもりでいた音楽のすべてが白黒から鮮やかなテクニカラーに変わったんだ」とフィル・コリンは付け加える。「“ジャスト・ライク・73”には、その”目覚め”が表現されているのさ」
「“ジャスト・ライク・73”のソロは弾いていて最高に楽しかった」とトム・モレロは言う。「俺が大学のカヴァー・バンドで「ロック・オブ・エイジ」を演奏したのは40年近く前のことだ。そしてデフ・レパードはいまでも、新曲を発表してスタジアムを湧かせている。この曲は彼らのベスト・チューンの1つだよ」
このあと6月21日には、アニメーションによる「ジャスト・ライク・73」のミュージック・ビデオが公開され、いまだかつて見たことのないようなバンドとトム・モレロの姿を見られる予定となっている。