プリンス・ジャクソン、父マイケルの命日にメッセージを投稿
プリンス・ジャクソン(27)が父親マイケル・ジャクソンの15回目となる命日にメッセージを綴った。2009年に心停止で50歳で死去したマイケル、1993年のスーパーボウルのハーフタイムショーでパフォーマンスする写真をプリンスがシェアし「パパに会いたい。あなたがいたことでこの世界はより良くなった」とキャプションを添えている。
パリス(26)やビギ(21)など、マイケルの子供たちの中で長男のプリンス、父親が亡くなった時はまだ12歳の時で、以前E!ニュースにこう語っていた。「家の中に父や伯父の写真が飾ってあるよ。家には彼(マイケル)の芸術的な絵画もある」「彼が教えてくれたように、僕は人の人生を愛と共に送りたい。少なくとも1日に1人は助けようとしているし、それが彼の遺産を引き継ぐことだって感じるから」
一方先月プリンスら、マイケルの遺族らは長年続く税金問題が解決するまで、マイケルの遺産を受け取れないことが報じられていたところだ。
プリンス、パリス、ビギ、そしてマイケルの母キャサリン(94)は、マイケルの遺言執行人であるジョン・ブランカとジョン・マケインから現在進行中の争いが終わるまで、故人の信託から何も受け取ることができない旨を伝えられたという。
米国内国歳入庁(IRS)はマイケルの遺産管理団体の納税申告書を監査したところ、資産を過少評価しているとして不足通知を発行、税金と罰金合わせて7億ドル(約1100億円)の支払いを求める文書が提出されたことをピープル誌が発表していた。
2021年に遺産管理団体は税金問題について異議を唱え、租税裁判所で勝訴したものの、弁護団は、ソニー・ミュージックが所有するマイケルのカタログMijacの価値を再検討する申し立てを提出、現在も保留中となっている。この結果、税金に関する遺産の価値が決定できず、両者は裁判の判決が下される前に控除額に同意する必要がある状況だ。
この手続きが進行中の一方、弁護団は、行政の承認待ちとなっている遺産の一部をマイケルの家族信託に渡すよう求めたものの、遺言執行人らは現段階で問題なく渡せる金額を決めることができない可能性があるとして、その申請を拒否していた。
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