ニール・ヤング＆クレイジーホース、体調不良で残り公演をキャンセル

ニール・ヤング＆クレイジーホースがツアーの残り公演をキャンセルした。バックバンド、クレイジー・ホースを率いて「ラヴ・アース・ツアー」を敢行していたニール（76）、メンバー数人が病気で倒れたため、中止を余儀なくされたかたちだ。

先月22日に開催されたミシガン州インディペンデンス・タウンシップのパイン・ノブ・ミュージック・シアターが最後の公演となった同ツアーだが、メンバーら（非公表）はまだ全快ではないという。

ニールは自身のウェブサイトにこう声明を発表している。「ラヴ・アース・ツアーは私たちにとって素晴らしい経験だった。素晴らしい観客と音楽。最高だったよ！」「デトロイトのパイン・ノブでの公演後、何人かが病気になって中止せざるを得なくなった。まだ完全には回復していなくて、残念だけど、この素晴らしいツアーは予定外の長い休みに入る予定だ」

クレイジー・ホースと共にツアーに戻ることを楽しみにしているとして、「時が経ちまたロックをする準備ができたら、振替公演でプレイしたいと思っている。公演に行く計画を立てている人が多いとわかっているけど、本当に迷惑をかけてしまい申し訳ない。理解と辛抱に感謝している」とニールは続けるも、健康が最優先だと話してもいた。「健康第一だよ。私たちは続けてより多くのショーを行い、アルバムを皆のために作りたい。自分たちのためにも。クレイジー・ホースから皆へ愛と感謝を込めて」

同ツアーは7月にカナダで7公演、9月28日にはカリフォルニアで開催されるオハナ・フェスティバルの他3公演を予定していた。同フェスティバルのXにはこう綴られている。「残念ですが、オハナ・フェスティバル2024にニール・ヤング＆クレイジー・ホースが出演しないことをお知らせします。できるだけ早く新たなラインナップをお知らせする予定です。バンドの皆さんの迅速な回復を願っています」

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