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新進気鋭のピアニスト、ブルース・リウの最新デジタル・アルバムがリリース MVのプレミア公開決定

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『ウェイブス~サティ:6つのグノシエンヌ』ジャケット写真

『ウェイブス~サティ:6つのグノシエンヌ』ジャケット写真

第18回ショパン国際ピアノ・コンクールで優勝し、世界へと羽ばたいたブルース・リウ。2023年にリリースしたアルバム『ウェイブス~フランス作品集』の続編となるデジタル・アルバム『ウェイブス~サティ:6つのグノシエンヌ』が2024年6月28日(金)に配信リリースされた。 また、リリースを記念して、「グノシエンヌ 第4番:Lent」(グランド・ピアノバージョン)のミュージック・ビデオが同日日本時間22時にドイツ・グラモフォンの公式YouTubeチャンネにてプレミア公開されることが決定した。 

「グノシエンヌ 第4番:Lent」(グランド・ピアノバージョン)MV

1997年、パリで中国人の両親のもとに生まれ、モントリオールで育ったブルース・リウ。2021年、世界で最も権威のあるクラシック音楽のコンクール、ショパン・コンクールの混戦をカナダ人として初めて優勝し、昨年10月にドイツ・グラモフォンより初のスタジオ・アルバム『ウェイブス~フランス作品集』をリリース。この作品では、生まれ故郷であるフランスの音楽を探求すべく、18世紀から20世紀初頭にかけてフランスの鍵盤音楽の進化の一翼を担った3人の作曲家、ラモー、ラヴェル、アルカンに焦点を当てた。 

前作の続編としてデジタル・リリースされた今作『ウェイブス~サティ:6つのグノシエンヌ』は、革新的なパリの作曲家、エリック・サティが1889年のパリ万博で耳にした東洋音楽の影響を受けているといわれている作品「6つのグノシエンヌ」を録音。リウは、今回グランド・ピアノとアップライト・ピアノの2台で弾き分けて録音しており、前者のより豊かな音色から、後者のより親密で静かな響きまで、2つの魅惑的な音世界を創り上げている。 

クラシック音楽以外にも、スポーツなど、その他多くの趣味や興味を持つことで知られるリウ。リウの演奏はジャンルの垣根を超え、現在開催中の世界的サッカー・イベント「UEFA欧州選手権」の公式ソング「Fire」(Orchestral Version)にフィーチャーされていることも明らかになった。この曲は、イタリアのプロデューサー・トリオ、MEDUZA(メデゥーサ)とアメリカのバンド、OneRepublic(ワンリパブリック)、ドイツのシンガーソングライター、Leony(レオニー)とのコラボレーションによるもので、大会開催期間、選手の入場とともに流れる音楽として起用されている。 

なお、リウは今年10月に来日をし、指揮者アラン・アルティノグル率いるフランクフル ト放送交響楽団の全国ツアーに参加する予定になっている。 

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