英グラストンベリー・フェスティバル、2026年は開催中止
英グラストンベリー・フェスティバルが、2026年度の開催中止を発表した。先月30日にサマセット州で行われた今年のフェスで、主催者側はこの盛大な音楽の祭典のため何千人もの観客が訪れることから土地を回復させるため、恒例の「休耕」の年となることを発表した。
主催者のエミリー・イーヴィスはザ・サン紙にこう話す。「土地を休ませるんです。休耕年の前のフェスは、いつも計画するのが楽しいものです。2年分を1つにまとめるようなものなので」「すでにそれに向けた出演者と交渉中です。楽しみです!」
グラストンベリーは通常5年ごとに休みの期間をもうけているが、前回は2018年となっていた。
今年度のフェスは、レジェンド枠で出演したシャナイア・トウェインのパフォーマンスを経て、ヘッドライナーのSZAによるステージで幕を閉じていた。イーヴィスは「今年を特別なものにしてくれたすべての人に心からお礼申し上げます」「ここにいる人たちは、より良い生き方を示し、そしてその一部を持ち帰ると思うんです」「本当に人間に対する信頼を回復させてくれます」と語っている。
28日にはデュア・リパがメインステージであるピラミッド・ステージに登場、10万人超の観衆に向かって「私はこの瞬間を書き留めて、それを願い、夢見て、懸命に働いてきた」と語っていたほか、29日のコールドプレイのステージにはパーキンソン病を患うマイケル・J・フォックスが登場して会場を盛り上げた。
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